Shuttleのキューブ型ベアボーンが3モデル同時に発売となった。Socket AM2対応の「SN68PTG6 DELUXE」と、LGA 775対応の「SG33G6 DELUXE」および「SG33G5M DELUXE」だ。
3モデルに共通するのが、型番の「DELUXE」。共通の特徴として、どのモデルもここ最近の同社のハイエンドモデルで採用され始めた指紋認証センサーを今回もフロント下部に装備。クライアントPCとデータの移行等がスムーズに行えるという「USB Speed Link」機能や、ワイヤレスLAN(IEEE 802.11b/g)機能、Bluetooth機能なども備えている。また背面のインターフェイスにはD-SubのほかHDMIも装備するのも特徴だ。
「SN68PTG6 DELUXE」
「SN68PTG6 DELUXE」はSocket AM2対応のハイエンドベアボーン。10月に発売された「SN68PTG5」の豪華モデルといった位置付けだろう。主なスペックはチップセットに「GeForce 7050PV + nForce 630a」を搭載。本体サイズは310(L)×200(W)×185(H)mmで電源は300Wタイプ。拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI×1、メモリがDDR2 DIMM×2(DDR2 800/667533、最大4GB)。ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×1。8chサウンド(Realtek/ALC888DD)、IEEE1394(TI/TSB43AB22A)、ギガビットイーサネット(Marvell/88E1116)、Serial ATA II×3、IDE×1などをオンボードで搭載。価格はアークで4万9800円、T-ZONE.PC DIY SHOPで4万9880円だ。
「SG33G6 DELUXE」と「SG33G5M DELUXE」
「SG33G6 DELUXE」と「SG33G5M DELUXE」はLGA 775対応のハイエンドベアボーン。冒頭で紹介した共通の特徴のほか、チップセットに「G33 + ICH9DH」を搭載。本体サイズは310(L)×200(W)×185(H)mmで電源は300Wタイプ。拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI×1、メモリがDDR2 DIMM×2(DDR2 800/667533、最大4GB)。ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×1。8chサウンド(Realtek/ALC888DD)、IEEE1394(TI/TSB43AB22A)、ギガビットイーサネット(Marvell/88E1116)、Serial ATA II×3、IDE×1などをオンボードで搭載するところなどはどちらも同じだ。
違いは「SG33G5M DELUXE」はフロントパネルにVFDを搭載する点。専用のリモコンが付属するほか、各種ボタンのカラーリングをゴールドとするなど高級感も演出されている。よって「SG33G6 DELUXE」より価格は高い。その価格は「SG33G6 DELUXE」がクレバリー1号店とクレバリーインターネット館で5万2494円、アークとT-ZONE.PC DIY SHOPで5万2800円、「SG33G5M DELUXE」がクレバリー1号店とクレバリーインターネット館で5万5413円、アークで5万5800円となっている。