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ローカライズ担当スタッフに聞く開発裏話!

リポート:開発担当が語る「Office 2008 for Mac」

2007年12月14日 21時00分更新

文● MacPeople編集部

日本語版ならではの悩み

「Microsoft Office 2008 for Mac」の開発は米国で行われており、英語版が先行して作業が進む。ローカライズ担当の星 典江氏は、そのプロセスについて「ローカライズ、つまり日本語化のプロジェクトをスタートする前に関係者で集まって、その時点の英語版からメニューや機能名などをリスト化し、日本語名称を相談して決めていきます」と語る。

しかし、「難しいのは、開発初期には動かない機能などが多数あることです。例えば、Excelの『資産/財務管理シート』は、英語版では『Ledger Sheet』といいます。この名称と仕様書から想像して当初は『資産管理シート』としていたのですが、最終的な仕様書で新たな機能の存在が発覚して……」とひと筋縄ではいかないもの。

また、英語版の名称も二転三転するうえに、今回は同時リリース。時間的な制約のなか、ことあるごとに日本語名称を再考していたと苦労を語る。

「加えて、それをひらがな/カタカナ/漢字のいずれにするのか、という問題もあります。この基準は、個人的な言語に対する感覚も入ってくるので、広く関係者を交えて、日本語として馴染みがないカタカナの表現は、極力漢字やひらがなにするようにしました」という。

ほかにも、マイクロソフトの表記ルールやOfficeのWindows版、Mac OS Xとの整合性も考慮しているとのこと。ちなみに、ローカライズを行うメニュー項目などの数は、Office全体で10万語(英語)を超える。ただし、すべてを日本語化するわけではなく、実際に日本語化の作業が必要なのは、その6割程度だそうだ。


ユーザーが快適に、かつ楽しみながらの書類作成環境を実現する「Office 2008 for Mac」は、期待できる仕上がり。すでに、オンラインショップなどで特典付きの予約販売がスタートするなど、発売へのカウントダウンがまっている。


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