[東京 6日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>は6日、介護支援などを目的とした「パートナーロボット」を新たに2機種開発したと発表した。2008年から同社の関連病院などに試験導入し、2010年代の早い時期に実用化する。
新たに開発したのは個人の近距離移動を支援する車椅子型のロボットと、指先が器用に動いてバイオリンを弾くことができる二足歩行ロボット。車椅子型ロボットは時速6キロで走行し、1時間の充電で20キロの航続が可能。持ち主が離れたところから呼び寄せたり、障害物を認識してよけて移動することができる。二足歩行ロボットは人間の腕や指の繊細な動きや力加減を再現し、バイオリンを弾く際にビブラートをかけられる。
トヨタは11月に策定した長期経営計画「トヨタグローバルビジョン2020」で、ロボット事業を中核事業に育成する方針を示している。来年度には電子制御装置などを製造する愛知県豊田市の広瀬工場にロボットの開発棟を新設するほか、今後約3年で開発人員を200人程度に倍増する。
来年には豊田市にあるトヨタ記念病院や、関連の商業施設に試験導入し、改良を重ねたうえで実用化を目指す。介護や個人の移動のほか、家事や製造現場の支援を念頭に置いている。
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