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DIGAとBDZ、買うならどっち?

【レビュー】BDレコーダー頂上対決! パナソニック「DMR-BW900」 VS ソニー「BDZ-X90」

2007年12月17日 17時00分更新

文● 吉澤亨史、森 英信

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起動時間とディスクの認識時間を比較する



 HDDレコーダーでまずストレスを感じるのは起動時間だ。電源ボタンを押してから数分待たされるのではイライラするのではないだろうか。そこで、それぞれの機種について、起動時間とディスクの認識時間を計測した。起動時間は、リモコンの電源ボタンを押してから、レコーダーが操作可能になるまでの時間を計測した。それぞれ3回ずつ計測し、平均時間を算出している。

「QuickStart」の設定

「QuickStart」の設定

 「DMR-BW900」には、起動時間を短縮する「QuickStart」という機能が用意されている。これはレコーダーを常に待機状態にしておくことで起動時間を短縮するというもので、パソコンのスリープ状態に似ている。このため起動時間は速くなるが、使用していない間も待機状態にあるため、いきなり冷却ファンが回り出すようなことがある。

起動時間測定結果

 計測結果は、「DMR-BW900」では「QuickStart」設定で平均約8秒、設定をオフにすると約9秒とやや長くなった。ただし、連続して計測したため、長時間放置した方がQuickStartの効果がはっきり現れるかもしれない。

 「BDZ-X90」のデフォルトの状態では、リモコンの電源ボタンを押して平均47秒でテレビに映像が表示され、起動が完了するまでにはトータルで平均1分22秒という結果となった。なお、電源コンセントを抜いても起動時間はほぼ変わらなかった。

記事掲載時「QuickStartのような起動高速化機能は持たない」となっておりましたが、実際には「高速起動」というモードがあり、事実と異なる記述がありました。お詫びして訂正いたします(2007年12月18日)

 次に、ディスクの認識時間を計測した。これはレコーダーにディスクをセットし、認識され操作が可能になるまでの時間を計測した。ディスクはDVDとBDを使用し、結果は「DMR-BW900」ではDVDの場合が平均約20秒、BDの場合が約22秒、「BDZ-X90」では、DVDの場合が約23秒、BDの場合が約25秒と、大きな差は出なかった。

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