(株)バッファローは5日、RAID対応LAN接続HDD（Network Attached Storage）「TeraStation PRO」の新製品として、19インチラックに設置可能な「TS-RHTGL/R5シリーズ」を今月下旬に出荷開始すると発表した。ラインナップは1TBの「TS-RH1.0TGL/R5シリーズ」、2TBの「TS-RH2.0TGL/R5シリーズ」、3TBの「TS-RH3.0TGL/R5シリーズ」、4TBの「TS-RH4.0TGL/R5シリーズ」の4製品。価格は順に10万6000円、12万6000円、22万3000円、27万5000円。
「TS-RHTGL/R5シリーズ」
TS-RHTGL/R5シリーズは、RAID 0/1/5/10をサポートしたLAN接続の外付け型HDD。ネットワークインターフェースは10/100/1000BASE-Tに対応する。TIA/EIA-310-D規格準拠の汎用19インチラックに設置できる。サイズは2Uで、設置時の奥行きを340～800mmに調節できる。
バックアップ機能として、ほかのTeraStation PROシリーズにバックアップする機能と、本体のUSB端子（2ポート搭載）に接続された外付けHDDにバックアップする機能を搭載している。
熱対策としては、内蔵HDDごとに吸気口を設け、80mmの大口径ファンで冷却を行なう。このファンの軸受け部分には、ダブルボールベアリングを採用して安定化を図っている。また、本体内部に温度センサーを搭載し、ファンの回転数をコントロールする。さらに異常時の対策として、自動シャットダウン機能も備えている。
対応OSは、1TBと2TBモデルがWindows Vista/XP/2000/Me/98 Se/98/95/NT4.0、Windows 2003 Server、Mac OS 8.6～9.2.2、Mac OS X 10.0.4～10.1.5/10.2～10.2.8/10.3～10.3.9/10.4以上。3TBモデルと4TBモデルの対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows 2003 Server、MaC OS X 10.3～10.3.9/10.4以上。電源はAC100Vで、消費電力は約57W。UPS(無停電電源装置)に対応する。重量は約10kg。HDD交換用のカートリッジは「TS-OPHD-HTGLシリーズ」に対応し、フロントからドライバーなしで交換できる（専用の鍵で固定）。
内蔵/外付けHDDに大容量モデルが新ラインナップ
「HD-NH320S/M」
「HD-PS400U2-WH/BK」
「HD-PM400U2-WH」
あわせて同社は、2.5インチ内蔵用シリアルATA HDD「HD-NHS/Mシリーズ」に320GBモデル「HD-NH320S/M」を、USB高速化機能「TurboUSB」に対応するUSB 2.0対応外付けHDD「HD-PSU2シリーズ」と「HD-PMU2シリーズ」に400GBモデルを追加すると発表した。
価格はHD-NH320S/Mが4万5500円（税別）、「HD-PSU2シリーズ」の400GBモデル「HD-PS400U2-WH（ホワイトモデル）/BK（ブラックモデル）」が4万5500円、「HD-PMU2シリーズ」の400GBモデル「HD-PM400U2-WH」が4万8700円。なお、HD-PSU2シリーズはWindows搭載パソコン向けの製品で、HD-PMU2シリーズはMac OS X搭載パソコン向けの製品となる。
