このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

  • はてなブックマークに登録
  • del.icio.usに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurlに登録
  • StumbleUponに登録
  • Google Bookmarksに登録
  • Facebookでシェア
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • お気に入りに登録
  • 本文印刷

定番・個人向けフォトレタッチソフト最新版の雌雄を決する

【対決レビュー】Photoshop Elements 6.0 vs. Paint Shop Pro Photo X2

2007年12月18日 16時00分更新

文● 伊藤裕也

頂上決戦 ラウンド5「イメージ管理」


 統合型画像編集ソフトや画像管理ソフトでは、写真を始めとしたイメージファイルに対してタグやキャプション、ランクによる評価などのさまざまな情報(メタ情報)を付与して管理できる。これによってパソコン内に日々たまっていく写真を、撮影後にいちいちフォルダー管理していなくても、同じような画像をグループ化したり、過去に撮影した中から今必要とする写真を探し出せるようになる。つまりイメージ管理機能は、写真を存分に楽しみたい人にこそ特に重要なポイントのひとつなのだ。ここでは両ソフトのイメージ管理機能に注目してみた。



スマートアルバム機能の追加で、グルーピングが便利に

Adobe Photoshop Elements 6

 PE6のイメージ管理は「写真整理モード」で行なう。イメージファイルには「キャプション」と「メモ」を入力できるほか、星印による5段階のランク付け、「キーワード名札」と呼ばれるタグを追加できる。キーワード名札はユーザーが好みのものを作成可能で、カテゴリー、サブカテゴリーによるグループ化もできる。イメージのグループ化については、まとめたいイメージをユーザー自身がひとつずつ選んで直接登録していく「アルバム」機能に加えて、PE6では新たに「スマートアルバム」機能をサポートした。

写真整理モード
「写真整理モード」の画面。写真を始めとするイメージファイルの表示はサムネイルによる形式で、サムネイルのサイズに応じてタグやランクが追加で表示される。ウィンドウ右側にあるのはアルバム・スマートアルバムやキーワード名札のリストだ
写真整理モード2
サムネイルのサイズは、イメージ表示を行なうエリアに希望するイメージ1枚を最大表示しきるまで拡大できる。また、マウスのホイール操作で表示イメージを次々に切り替えられるため、簡易ビューアとしても便利だ
イメージのプロパティイメージのプロパティ2イメージのプロパティ3
イメージのプロパティ。ここではキャプションやメモを確認・追加できるほか、撮影したカメラのデータ確認も行なえる

 スマートアルバム機能とは、タグや撮影日時、撮影したカメラの名称といった条件を指定することでイメージファイルを抽出して管理する機能だ。アルバム(=選択条件の集合体)を開くと、現在その条件に合致するデータが自動的に収集されて一覧できる。一度条件を決めてしまえば、あとから撮った写真も自動的に抽出されるため、HDDに転送したり、ウェブサイトからイメージファイルを収集するたびにアルバム登録する、といった手間がかからなくて便利だ。なお、複数のアルバムをひとつの「アルバムグループ」として扱うことができ、複数アルバムグループをさらに上位のアルバムグループで扱うといった“入れ子構造”にも対応している。

スマートアルバムの作成画面スマートアルバムの作成画面。条件に指定できる項目はファイル名やアルバム名、カメラの機種やメーカーなど合計26種類で、例えばファイル名であれば指定したフレーズと一致といった条件はもちろん、指定したフレーズがファイル名の先頭または最後と一致、そのフレーズを含む・含まないなど、細かな指定が行なえる

 なおイメージの検索は、ウィンドウ上部に用意されたエリアに名札やアルバムをドラッグ&ドロップして同じ名札・アルバムの写真を探す方法に加えて、キャプションやメモ、撮影日時などによる検索もサポートする。これらを複合的に使うことで、目的のイメージファイルを効率よく見つけ出せるだろう。

イメージファイルの検索目的とするイメージファイルの検索は、特定のアルバムやタグを付けたものの抽出であれば、アルバムやキーワード名札をクリックするだけで行なえる
各種絞り込みの画面
上に記した方法では探せない場合でも、ツールメニューにある「検索」から期間(画面左)やキャプション、メモ(中央)、さらにはそれら複数の要素を組み合わせできる詳細(右)など、充実した検索ツールにより目的のファイルを探し出せるようになっている


オーガナイザとスマートコレクションの2本立てで、
目的のイメージを見逃さない

Corel Paint Shop Pro Photo X2

 一方、PSPP12でのイメージ管理は「オーガナイザ」により行なう。オーガナイザはWindows XP/Vistaのエクスプローラーに近いユーザーインターフェースで、データが保存されているフォルダーの名称などは左側に、選択したフォルダーにあるイメージは右側に表示される。表示モードはPSPP12のウィンドウ下部に表示する「パレットモード」に加え、ほかのイメージ編集を行なうエリアにウィンドウ表示する「文書モード」の2モードを用意。好みに応じてワンアクションで変更可能だ。

オーガナイザ
PSPP12でイメージ管理を行なう「オーガナイザ」。ウィンドウ左側には登録したイメージファイルの格納フォルダや追加したタグを表示するツリー、中央には登録したイメージのサムネイルを表示するイメージ表示エリアといった構成となる。ちなみに、この画面は「文書モード」という表示モード。先のソフト紹介で掲載した画面のウィンドウ下部に張り付く表示モードは「パレットモード」といい、両モードはボタンひとつで切り替えできる
サムネイルを拡大表示
サムネイルを拡大したところ。拡大できるサイズは限られており、1枚のイメージが表示エリア一杯に調整された状態にはならない

 イメージに追加できる情報は「キャプション」と「タグ」、5段階評価の「ランク」の3つになっている。複数イメージのグループ化についてはフォルダー単位での扱いに加えて、タグによるグループ化が可能だ。また、キャプションや作成日時、タグ、ランキングなどの情報をあらかじめ指定することで、その条件に合致するデータのみを表示できる「スマートコレクション」といった機能によるグループ化もサポートしている。

イメージの情報表示
登録したイメージの情報表示。ここではランキングやタグ、キャプションの確認や追加を行なえる。カメラの詳細情報も表示可能だ
タグが追加されたイメージの抽出
特定のタグが追加されたイメージを探すケースでは、ツリーからタグを選択するだけでファイルが自動抽出される

 なお、オーガナイザでの検索機能は、スマートコレクションと同じユーザーインターフェースとなる。スマートコレクションの設定ウィンドウでは、指定した条件の結果のみを表示させて「スマートコレクションとしては保存しない」といった指定もできるのだが、それを利用して検索処理を実行するわけだ。

スマートコレクション
スマートコレクションではタグやキャプション、ランクなど7種類の項目の組み合わせによる条件指定が可能だ。イメージ検索時に用いるユーザーインターフェースもこの画面とまったく同じで、ここからプレビューを選択すればイメージ検索、保存を選択すると新規スマートコレクション作成となる

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ

関連記事

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

デル株式会社