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エレクトロポップの新星「MEG」が音楽ロボットとコラボ

リポート:「MEG + miuro PREMIUM SHOWCASE」をアップルストア銀座で開催

2007年12月04日 18時19分更新

文● MacPeople編集部

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音楽ロボット「miuro」を手がける(株)ZMPは3日、12月1日からアップルストアで販売が開始された音楽ロボット「miuro アップルストア限定モデル」を記念して、モデル/デザイナー/歌手として多方面で活躍中のアーティスト「MEG」とmiuroのコラボイベント「MEG + miuro PREMIUM SHOWCASE」を開催した。

miuro アップルストア限定モデル」は、無線LANによる再生機能を省略し、触れることによる操作やイントロを再生するといった「気まぐれ機能」の体験版を搭載。ホワイトとブラックの2色を用意し、価格は5万9800円。

miuro

アップルストア銀座の1階には、実際にmiuroが展示されている。「THE ROBOT AWARD 2007」では優秀賞を受賞した

MEG」は、ファッションブランド「CAROLINA GLASER」のデザイナーとしても活躍。プロデューサーに「capsule」の中田ヤスタカ氏を迎え、クラブポップの新星アーティストとしてカリスマ的人気を集めている。

MEG+miuro

最近サルを飼い始めたというMEGは、「留守中のペットの様子を確認できるロボットに興味がある」と話す。「miuroはライブハウスなどにたくさん並べたら面白そう」と興味津々な様子

「こんなに客席が近い場所でのライブは初めて」というMEG。miuroに加えて2匹のネコも加わり、5日に発売される移籍後初のアルバム「BEAM」に収録されている「甘い贅沢」と「OK」を披露した。

ファンにはおなじみの飼い猫(?)である2匹のネコ「リウさん」とともに熱唱するMEG


もうひとりの主役、「miuro」の魅力も紹介しよう。

「miuro」の特徴は2つ。ひとつは純粋な音楽プレーヤーとしての機能だ。第3世代以降のiPod、すべてのiPod mini/nano、iPod classic、iPod touchに対応し、本体の中にiPodを内蔵できる。プレーヤーとしては、ツィーターとウーファーを別々に駆動するマルチアンプ方式を採用。球面バッフルとドーム型ツィーターにより指向性を感じさせず、あたかもmiuro全体が鳴っているような音場と高音質を実現。(株)ケンウッドの最高音質責任者が開発に関わっており、音質にも抜かりはないという。

しかし、これだけでは通常のプレーヤーと変わらない。もうひとつの特徴が、音楽ロボットとしての機能だ。特に「miuro アップルストア限定モデル」には、新たに「気まぐれ機能」が追加されている。中央の丸い部分に触れると再生/停止、片輪を持ち上げるとボリュームの調節、右側の側面を叩くと曲のスキップ、左側で曲の巻き戻しと、人間が「触れる」ことにより操作できる「タッチインターフェース」を採用。姿勢制御のためのジャイロセンサーと加速度センサー、そして障害物や段差を検知するための赤外線センサーなどでこれらの機能を実現しているという。

サイドを叩くと曲送り(左)、上部に触れると再生/停止を操作できる(右)

また、一定時間停止状態が続くと、iPod内の曲のイントロを再生する機能も搭載。さらに、人間を追いかけながら移動したり、手動で回したり移動させた動きを記憶させ、曲に合わせてその振り付けを踊る機能もあるという。

ライブ中、曲に合わせてMEGと踊るmiuro

なお、これらの「気まぐれ機能」の開発中の様子は「YouTube」で公開されている。実際に動くmiuroをイメージできるので、興味がある人はぜひ見てみよう。

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