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サービスの制限なしで月額5985円から利用可能

au、EV-DO Rev.A対応のデータ通信カード「W05K」と専用のデータ定額プランを発表

2007年11月29日 22時19分更新

文● 永島和夫

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 KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は29日、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsの高速データ通信が可能な「EV-DO Rev.A」方式に対応したデータ通信カード「W05K」(京セラ(株)製)を12月下旬に発売し、新たにデータ通信専用の定額プラン「WINシングル定額」を同時に提供開始すると発表した。



定額プランの対応エリアは全国のauサービスエリアと同じ


W05K

「W05K」

 W05Kは、CF(コンパクトフラッシュ)カードタイプのデータ通信端末。下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsの高速データ通信方式「EV-DO Rev.A」に対応し、EV-DO Rev.A方式の対応エリア外では、CDMA 1X WINおよびCDMA 1X網で接続される。このため、全国のauサービスエリアが利用可能エリアとなる。付属のアダプターを装着することでPCカードスロットでも接続できる。

 対応OSはWindows Vista/XP/2000で、PocketPC(PDA)にも対応する(いずれも日本語版)。Windowsの標準ドライバーを利用するため、別途パソコンにドライバーをインストールする必要がない。サイズは約幅43×奥行き73×高さ4.9mmで、重さは約30g。



月額5985円からのデータ通信定額プラン


料金グラフ

各料金コースと割引サービスを併用した場合の料金グラフ

 今回発表されたW05K専用の料金プラン「WINシングル定額」の基本料金は、「フルサポートコース」では3150円、「シンプルコース」では2205円。これらの料金プランには、パケット代が1パケットにつき0.0525円課金されるが、パケット代の上限が双方とも3780円に設定されているため、フルサポートコースでは6930円、シンプルコースの場合は5985円が上限となる。加えて、インターネットに接続するにはプロバイダーの料金が別途必要となるが、同社が提供する光接続サービス「ひかりone」の利用者には無料で接続サービスを提供するという。



複数回線利用時のお得な割引サービスも


 併せてW05Kとau携帯電話機を同時利用する場合の割引サービス「WINシングルセット割」も発表された。同一名義でW05Kとau携帯電話機を1回線ずつ契約して利用する場合に、WINシングル定額から315円が値引きされる。

 また、2009年1月末までにフルサポートコースに加入すると、縛り期間である2年間分の基本料金が、シンプルコースの基本料金となるキャンペーンも発表された。シンプルコースに加入した場合は、2009年1月末まで利用料金に応じたマンスリーポイントが付与される。

 そのほか、「KDDIまとめて請求」でWINシングル定額と合わせて加入することで、月額1575円から最大10MbpsのADSLを利用できる「ADSLセット料金」も発表された。


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