【問】外部からの接続に対するセキュリティー対策は?
- a.ファイアーウォールを使う
- b.必要に応じてネットワーク接続を切る
- c.セキュリティーソフトを導入する
【答】
Macの中身をネットワーク上に公開するということは、外部から不正なアクセスを受ける危険性も高まるということだ。LAN内でデータをやり取りしているぶんにはそれほど神経質になる必要はないが、OS Xには標準で不正アクセスからマシンを守る「ファイアーウォール」機能が備わっているので、この機能が有効かを確認しておこう。
ファイアーウォールは、ネットワーク上の特定の経路(ポート)からのmacへのデータアクセスを監視し、不正な内容と判断するとアクセスを遮断する機能を備えている。
ファイアーウォールの設定は、「システム環境設定」の「共有」パネルにある「ファイアウォール」タブ内で行う。
初期設定では、「サービス」タブで有効にしたフォルダーの公開サービスごとにチェックが入り、有効になっているはずだ。「サービス」タブの項目以外は、必要に応じてファイアーウォールを有効にできる。
項目を選択して、「詳細」ボタンをクリックすると、ファイアウォールの詳細を設定できるが、特別な場合を除いて変更する必要はない。
ということで、答えはaだ。
(MacPeople 2007年12月号より転載)
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