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写真で見る、ITの名所旧跡

シリコンバレー発祥の地――米国ITベンチャーの歴史は約70年前ここで始まった

2007年11月29日 17時00分更新

文● 編集部

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 住宅街の一角に、何気なくあるガレージ。知らなければ見過ごしてしまいそうな場所に「シリコンバレー発祥の地」はある。

アディソン街367番地の住宅とガレージ

 米国カリフォルニア州パロアルト アディソン街367番地。米ヒューレット・パッカード社の創設者――ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードがこのガレージを拠点としたのは、1938年のこと。ふたりはここで生活しながら、同社初の製品となるオーディオ発振器「200A」を開発した。

 敷地内には、12×18フィート(約3.7×5.5m)の2階建て住宅と8×18フィート(2.4×5.5m)の小さな離れ、そして、コンクリートの床にワークベンチを備えた木造のガレージがある。結婚したばかりのパッカード夫妻は3部屋ある母屋の1階、独身だったヒューレットは洗面所と簡易ベットの付いた離れに住み、車1台分を収められるサイズのガレージで作業した。

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