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NEC、小型化したA4対応カラーレーザープリンター「MultiWriter 5700C」を発売

2007年11月21日 17時58分更新

文● 編集部 太田 渉

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 日本電気(株)は21日、毎分12枚のカラー印刷が行なえるA4対応カラーレーザープリンター「MultiWriter(マルチライタ) 5700C」と、毎分25枚のカラー/モノクロで印刷が行なえるA3対応LEDカラーページプリンター「Color MultiWriter 9300C」の2製品を発表した。5700Cは12月3日に、9300Cは12月21日に出荷を開始する。価格は順に7万9800円(税別)、19万8000円(税別)。

MultiWriter 5700C

MultiWriter 5700C

 MultiWriter 5700Cは、新開発した小型タンデムエンジンを採用したことにより、2004年12月に発表したA4カラーレーザープリンター「マルチライタ1700C」(関連記事)と比較して、本体サイズ、重量ともに小型軽量化を実現しているのが特徴。重量の場合、1700Cの28.9kgに対して、5700Cは17kgとなっている。

 同社の上位モデルで採用されている「EA-HG(Emulsion Aggregation High Grade)トナー」を下位モデルでは初めて採用することで、再生紙などの劣悪な用紙で印刷した場合でも、色あざやかに印刷できるという。

 給紙枚数は251枚(トレイ250枚、手差しトレイ1枚)。インターフェースは10/100BASE-TX対応Ethernet、USB 2.0(Hi-Speed)。電源はAC100V。消費電力は最大990W。本体サイズは幅400×奥行き439×高さ390mm。対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98 SE/98、Windows Server 2003、Mac OS X 10.3/10.4。



Color MultiWriter 9300C

Color MultiWriter 9300C

 Color MultiWriter 9300Cは、LEDを光源とする「Self-Scanning Light Emitting Device」(SLED)を採用したA3対応LEDカラーページプリンター。レーザー方式のプリンターとは異なり、ミラーを回転させるためのモーターなどを搭載していないため、本体サイズの小型化や駆動音の減少、故障の発生率を軽減できるとしている。

 印刷速度はA4横のカラー/モノクロで毎分25枚。給紙枚数は標準で660枚(給紙カセット560枚、手差しトレイ100枚)。オプションの3トレイキャビネット(560枚×3段)を追加することで、最大2340枚の給紙が可能。

 インターフェースはパラレル、10/100BASE-TX対応Ethernet、USB 2.0(Hi-Speed)×2。電源はAC100V。消費電力は最大1230W。本体サイズは幅640×奥行き665×高さ399mmで、重量は63kg(消耗品含む)。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows Server 2003、Mac OS X 10.3.9/10.4.10など。

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