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NVIDIA、ノート向けハイエンドGPU「GeForce 8800M GTX」「GeForce 8800M GTS」を発表

2007年11月20日 12時00分更新

文● 編集部 小西利明

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GeForce 8800M GTX

「GeForce 8800M GTX」

 米エヌビディア社(以下NVIDIA)は19日(現地時間)、ノートパソコン向けのハイエンドグラフィックスチップ(GPU)「GeForce 8800M GTX」「GeForce 8800M GTS」を発表した。搭載製品は近日中に出荷の予定。

 GeForce 8800Mシリーズは、同社のDirectX 10対応ノート向けGPUのラインナップの最上位に当たるGPUである。DirectX 10とShader Model 4.0に対応する。なお、DirectX 10.1には対応していない

非常にリアルなグラフィックスで話題の最新FPSゲーム「Crysis」

非常にリアルなグラフィックスで話題の最新FPSゲーム「Crysis」。GeForce 8800シリーズに最適化されており、GeForce 8800M GTXでも優れた映像表現とパフォーマンスが期待される

 最上位製品のGeForce 8800M GTXは96個の演算ユニット(Shader Processors)を、GeForce 8800M GTSは64個のShader Processorsを内蔵している。コアクロックはいずれも500MHz、Shader Processorsのクロックは1250MHz。最大512MBのGDDR3メモリーを接続でき、メモリークロックは800MHz。スペック的には、GeForce 8800M GTXがデスクトップ向けのGeForce 8800 GTSに非常に近い。メモリーバンド幅は256bitで、デスクトップ向けのGeForce 8800 GTと同等となっている。複数のGPUをシステム上に接続してパフォーマンスを向上させる「SLI」にも対応する。

 内蔵するビデオ再生支援機能「PureVideo HD」は、GeForce 8800 GTと同じ第2世代のユニット(VP2)を搭載。HD動画再生時のCPU負荷をより軽減している。

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