ソフトバンクモバイル(株)は16日、同社販売代理店の(株)オーエスティーの社員が無断で作成した、同社顧客情報395名のリストがファイル共有ソフトを通じて流出したと発表した。
流出が確認されたのは、オーエスティーが運営する店舗「ソフトバンク中山バイパス」(鹿児島)にて、2006年9月1日から12月3日の間に一部の申し込み手続きをしたユーザーのリスト。リストには395名の契約者名と485件の携帯電話番号が含まれている。流出したのは契約者名と携帯電話番号のみで、そのほかの情報は流出していないという。情報が流出したユーザーに対しては、ソフトバンクモバイルとオーエスティーの両社で連携し、すみやかにお詫びと事情説明を行なうとしている。
ソフトバンクモバイルでは販売代理店や店舗で顧客リストを作成することを禁止しており、また販売代理店を含む全従業員に対して業務で使用するパソコンでファイル共有ソフトを使用することを禁止してきたという。同社では再度販売代理店に対して徹底指導を行ない、再発防止に努めるとしている。