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松下が和歌山でリチウムイオン電池の生産増強、拠点分散も狙い

2007年11月15日 11時33分更新

 [東京 15日 ロイター] 松下電器産業<6752.T>は15日、子会社の松下電池工業(大阪府守口市)が和歌山工場(紀の川市)に新棟を建設し、リチウムイオン電池の生産能力を増強すると発表した。携帯電話やパソコン、デジタルカメラなどに使われる同電池の需要拡大に対応する。松下電池では、守口本社工場で9月末に火災が発生。外部顧客や自社製品への電池供給が遅れたことへの反省から、新棟の建設は生産拠点の分散を図る狙いもある。

 投資額は新棟の建設費などで約45億円。このほか生産設備が必要となるが、この分の投資額は未定だとしている。12月に着工、2008年5月完成を目指す。海外拠点を含めたリチウムイオン電池の生産能力を現在の月産2500万個から09年度には同3700万個へ引き上げる。

 和歌山工場は現在は電池の基礎部材である「極板」などの部品の生産を行っているが、今後は電池の組み立て、検査、出荷までを行う一貫生産工場とする。これにより国内のリチウムイオン電池の一貫工場は本社工場と和歌山工場の2カ所となる。

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