(社)電子情報技術産業協会(JEITA)は14日、今年9月の移動電話(携帯電話機・PHS端末)の国内出荷台数実績を発表した。国内の携帯電話機・PHS端末の出荷数の合計は248万8000台で、前月比59.0％、前年同月比74.7％となった。
携帯電話機の出荷数は235万2000台、前年同月比で73.8％と減少。PHS端末も出荷数は13万6000台、前年同月比で93.2％と減少している。前年比較での増加傾向が8月まで続いていたが、9月は増加とならなかった。
一方、4月から9月までの2007年上期としてみると、携帯電話が2430万3000台で前年比111.8％、PHSも95万8000台で117.3％と増加傾向がみられる。JEITAでは6、7月の出荷数が500万台超と好調であったことを理由に挙げている。
2007年9月単月での出荷台数実績
- 携帯電話機・PHS合計
- 248万8000台(前年同月比74.7％)
- 携帯電話機合計
- 235万2000台(73.8％)
- ワンセグ対応携帯電話機
- 74万6000台(239.5％)
- 3G以降の携帯電話機
- 1万9000台(8.9％)
- 2G携帯電話機
- 1万7000台(7.0％)
- 公衆用PHS
- 13万6000台(93.2％)
2007年4月～9月の累計出荷台数実績
- 携帯電話機・PHS合計
- 2526万1000台(前年同期比112.0％)
- 携帯電話機合計
- 2430万3000台(111.8％)
- ワンセグ対応携帯電話機
- 742万台(――)
- 3G以降の携帯電話機
- 2405万9000台(123.2％)
- 2G携帯電話機
- 24万4000台(11.0％)
- 公衆用PHS
- 95万8000台(117.3％)
今回発表されたのは、調査対象となった企業各社の出荷数を基にしたデータ。調査対象は、カシオ計算機(株)、京セラ(株)、三洋電機(株)、シャープ(株)、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)、(株)デンソー、(株)東芝、日本電気(株)、NEC インフロンティア(株)、パナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、三菱電機(株)、(株)日立国際電気、セイコーインスツル(株)、日本無線(株)、(株)ケーイーエスの17社。
