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キヤノン、A4カラー毎分30枚出力のA3レーザープリンター「LBP5910」など3機種を発売

2007年11月14日 17時18分更新

文● 編集部 太田 渉

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 キヤノンマーケティング(株)は14日、毎分30枚(A4)のカラー印刷が行なえるA3対応カラーレーザープリンター「LBP5910」、ステイプルフィニッシャー内蔵モデル「LBP5910F」、毎分26枚(A4)のカラー印刷が行なえる「LBP5610」の3製品を発売すると発表した。LBP5910とLBP5910Fが本日発売し、LBP5610は今月最終週に発売する。価格は順に29万8000円(税別、以下同)、39万8000円、19万8000円。

LBP5910

LBP5910

 LBP5910LBP5910Fは、2006年11月に発売されたA3対応カラーレーザープリンター「LBP5900SE」の後継機種。主な仕様を引き継ぎつつ、待機電力を約25Wから最小1Wに削減したのが特徴だ。これは、本体前面部の「操作部電源スイッチ」を押してスリープモードへ移行した場合の待機電力となる。ただし、再起動には30秒程度の時間がかかるという。そのほか、オプションで提供されている無線LANアダプター「NB-W2」を内蔵できるようになった。また、6月に発表されたネットワーク対応ドキュメントスキャナー「ScanFront 220P」と連動して、ScanFront 220Pで取り込み、作成したPDFファイルを指定した保存先に転送すると同時に、ダイレクト印刷することも可能だ。

 印刷解像度は1200dpiで、ソフトウェア制御により9600dpi相当での出力が可能。印刷速度は、A3カラーで毎分15枚、A4カラーでは毎分30枚で、モノクロはA3が毎分15枚、A4では毎分32枚。給紙枚数は標準で350枚(給紙カセット250枚、手差しトレイ100枚)に対応し、オプションのモジュールを追加すれば最大2000枚の給紙が可能だ。

 インターフェースは、パラレル、10/100BASE-TX対応Ethernet、USB 2.0(Hi-Speed)を装備する。電源はAC100V。消費電力は最大1300W以下。本体サイズは幅545×奥行き651×高さ380mmで、重量は約48.5kg。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows Server 2003、Mac OS Xなど。

LBP5910F

LBP5910F

 LBP5910Fは、LBP5910にステイプル(いわゆるホチキス止め)機能を追加したモデルで、それ以外のスペックは同等。本体サイズは幅545×奥行き651×高さ442.8mm、重量は約52.5kg。

LBP5610

LBP5610

 LBP5610は、同じく2006年11月に発売された「LBP5600SE」の後継機種。オプション提供されたいた10/100BASE-TX対応Ethernetに標準で搭載。そのほか、印刷速度の向上を図っており、カラー/モノクロのA4印刷で毎分26枚印刷できるようになった(前モデルは毎分22枚)。

 フロント前面部のパネルにはジョブをキャンセルさせられる「ジョブキャンセルキー」と、動作状態を確認できるLEDのインジケーターを10個新たに搭載している。さらに、対応OSにMac OS X 10.3.9以降がサポートされた。

 解像度や給紙枚数、インターフェースはLBP5910と同等だが、無線LANアダプターには非対応となっている。本体サイズは幅545×奥行き588×高さ380、重量は約46kg。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows Server 2003、Mac OS X 10.3.9以降。64bit版OSには非対応。


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