(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は8日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)製のFOMA携帯電話機「P903iX HIGH-SPEED」のソフトウェアアップデートを開始すると発表した。松下電器産業(株)製のミニコンポ「SDステレオシステム」との組み合わせで生じる不具合を解消する。
不具合の内容は、SDステレオシステム「PM」シリーズおよび「NS」シリーズを利用してmicroSDカードに録音した音楽データをP903iXで再生すると、再生エラーが発生するというもの。同種の不具合が「P904i」や「P903i」などで発生しており、それらの機種については不具合を解消するアップデートがすでになされている(関連記事1、関連記事2)。
内蔵ソフトウェアの更新方法は、携帯電話機のメニューから“設定→その他→ソフトウェア更新”とたどり、画面の指示に従う。ダウンロードに伴うパケット通信料は無料。更新にかかる時間はプログラムのダウンロードとソフトウェアの書き換えで4~22分かかるという。ソフトウェア更新の期限は2008年11月30日まで。