2007年11月23日 23時45分更新
ビジネスマインドで語るIT投資
電話とネットワークの統合による効率的な投資計画
昨年、創業30年を迎えた札幌開発株式会社は、北海道では有名な焼鳥専門店「串鳥」の運営会社だ。札幌を中心に20店以上も展開しているが、新たな事業展開として、近年は仙台など、他の地域にも進出を果たしている。北海道から全国へと今まさに飛躍しつつある「串鳥」の戦略とはなにか。アスキー大島が同社社長の末永氏に、事業拡大におけるITの果たす役割について聞いた。
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| 札幌開発株式会社 代表取締役社長 末永礼造氏。北海道から全国を見据え、同社の先頭に立って事業をリードし続けている |
――札幌開発さんは、実はナイトクラブ事業からスタートされたそうですね。
当時はキャバレーのような大型の店舗が主流の時代でした。ただそういう時代は長く続きませんでした。もともとは東京テアトル株式会社の一事業部だったのですが、‘80年に札幌開発株式会社として独立し、新たな事業を模索することになったのです。
――独立を境に、焼鳥専門店「串鳥」へと主力事業を転換することになったわけですね。
そのころ北海道では路面に焼き台を置くような焼鳥店がなかったのです。今とは違い、焼鳥店はほとんどが個人商店で、少なくとも札幌には企業が着手すると言う例はほとんどありませんでした。
――そこにチャンスを見出した。食材の加工などはどうされていましたか?
「串鳥」1号店はわずか10坪でした。ただ、そのころから製造拠点と販売拠点(店舗)を分けることを考えていました。当時では珍しかったとは思いますが、店舗を拡大するためにはそういったビジネス上のコンセプトが必要だと考えました。3号店まで拡張したところで、はじめて食材加工工場を新設しました。
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| 札幌開発株式会社: 1976年設立。基幹事業である焼鳥専門「串鳥」を中心にさまざまなスタイルの飲食店を運営している。写真は「串鳥」時計台通店。 |
――その3号店は、それまでと違って郊外店ですね。
その郊外店が成功への鍵でした。これまで掴んでいなかったファミリー層を取り込むことができたのです。
現在の「串鳥」の特徴は女性に支持されていることです。多い店では女性の比率が7割を超えることもあります。背広を着てカウンターに座ると、私などは浮いてしまいそうです(笑)。
――運営店舗も北海道では、もはや20店舗を超えています。
郊外、都市部と、主だったところにはすでに出店済みです。しかし、北海道でも競争が激しくなってきました。これまで培ったノウハウと、蕫北海道発﨟というブランドを活かして道外への展開が現在のテーマです。
協力:NTTコミュニケーションズ株式会社