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ハードウェアRAIDカードが早くもLeopardに対応!!

アップル、Leopard対応のRAIDカード「Mac Pro RAID カード」「Xserve RAID カード」を発売

2007年11月02日 18時04分更新

文● MacPeople編集部

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アップルジャパンは2日、「Mac Pro RAID カード」「Xserve RAID カード」をオンラインのアップルストアにて発売した。アップルストア価格はいずれも12万6800円で、店頭販売は11月下旬だ。同製品は8月13日に発表され、Mac Pro/XserveのCTOオプションとして購入可能だったが、単体で販売されるのは初めて。

Mac Pro RAID カード」は、RAID 0(ストライピング)モードで最高304MB/sの連続読み出し速度を実現するハードウェアRAIDカード。最上位のPCI Express拡張スロット(スロット4)を占有し、4基の内蔵ドライブベイをサポートする。RAID 1(ミラーリング)/RAID 5/RAID 0+1/拡張JBOD(スパニング)の5つのモードをハードウェアレベルで実現し、高速で大容量のストレージを必要とするビデオ編集やサーバー用途などで威力を発揮する。

Mac Pro RAID カード

「Mac Pro RAID カード」の対応システムはMac Pro。対応OSはMac OS X 10.5 Leopard以上/Mac OS X Server 10.5 Leopard以上。キャッシュメモリーは256MBで、RAIDキャッシュを72時間まで保持しておけるバッテリーを内蔵している

Xserve RAID カード」は、RAID 0(ストライピング)モードで最高318MB/s、RAID 5モードで最高198MB/sの連続読み出しが可能なハードウェアRAIDカード。Xserve内蔵のシリアルATA/SASコントローラーカードと差し替えとなるため、PCI Express拡張スロットを占有しないというメリットがある。RAID 1(ミラーリング)や拡張JBOD(スパニング)モードもサポートする。

Xserve RAID カード

「Xserve RAID カード」の対応システムはインテル製CPUを搭載したXserve。対応OSはMac OS X Server 10.5 Leopard以上。「Mac Pro RAID カード」と同じ256MBのキャッシュメモリーを搭載し、72時間までのRAIDキャッシュを保持可能だ。ハードディスクは、シリアルATAもしくはSASの同一種類のハードディスクに統一する必要がある

いずれの製品もRAIDの設定には、「Mac OS X 10.5 Leopard」「Mac OS X Server 10.5 Leoaprd」に標準で付属している「RAID ユーティリティ」を利用する。ハードディスクの再初期化やOSを再インストールすることなく、追加したハードディスクをRAIDセットに再構成したり、目的に応じてRAIDボリュームの構築も可能だ。


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