台湾ASUStek Computer社は29日、米エヌビディア(NVIDIA)社の最新GPU「GeForce 8800 GT」を採用するグラフィックスカード「EN8800GT/G/HTDP/512M」を30日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万円前後。
EN8800GT/G/HTDP/512Mに搭載されているGeForce 8800 GTは、従来のPCI Expressの2倍の転送速度を持つPCI Express 2.0に対応しているのが特徴。なお、PCI Express 1.0(x16)スロットでも動作可能だ。また、動画再生支援機能「PureVideo HD」に対応しており、動画再生時のCPU負担を軽減する。1スロットで使用可能(隣接する空きスロットは不要)で、カード長は非公開。
なお同製品には、カナダのRelic Entertainment社のリアルタイムストラテジーゲーム「Company of Heroes: Opposing Fronts」が付属する。
そのほかの主な仕様は以下のとおり。
- EN8800GT/G/HTDP/512M
- ビデオメモリー:GDDR3 512MB| コアクロック:600MHz| メモリークロック:1.8GHz(900MHz DDR)| メモリーバンド幅:256bit| 必要拡張スロット:PCI Express 2.0 x16(PCI Express x16での接続も可能)| インターフェース:DVI-I(HDCP対応)×2、コンポーネントビデオ出力とコンポジットビデオ出力を兼ねたSビデオ端子×1