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最新パーツ性能チェック ― 第51回

【最新パーツ性能チェック Vol.51】

SSE4搭載の「Penryn」 クアッドコアでエンコードに革命は起きるか?

2007年10月29日 10時50分更新

文● 月刊アスキー編集部 野口岳郎

 さて、お待ちかねのSSE4テスト。グラフ9は、SSE4に対応した「TMPGEnc 4」で、DV形式のAVIファイルをMPEG2に圧縮するテストの結果だ。ご覧のとおり、「QX6850」比で18%もの性能向上を見せている。ちなみに設定でSSE4をオフにすると向上は11%なので、SSE4によってプラス6%が上乗せされたことになる。現状入手可能なもうひとつのSSE4対応ソフト「DivX 6.7」では、SSE4を使わない状態では性能向上は3%だったが、フルサーチという機能をオンにし、「QX6850」はSSE2で、「QX9650」はSSE4でそれぞれ圧縮をさせると、性能差は21%に及んだ(グラフ10)。クロックにすれば旧コアの3.6GHz相当ということになり、これは無視できないボーナスだ。

TMPGEnc 4
【グラフ9】SSE4にも対応する「TMPGEnc 4」のMPEG2エンジンによるエンコード時間比較。短いほど高速
DivX 6.7
【グラフ10】「DivX 6.7」でSSE4対応機能を利用し、性能向上率をチェック。短いほど高速
「TMPGEnc 4」のCPU設定
「TMPGEnc 4」の最新バージョンでのCPU設定。「Penryn」を使用しているとSSE4のチェックボックスをONにできる
「DivX 6.7」の設定パネル
「DivX 6.7」の設定パネル。実験的に「フルサーチ」という機能が追加されており、「Penryn」の場合、SSE4を選択できる

エンコード目的なら乗り換え必至!

 価格は米ドルで999ドルと、従来のフラッグシップと同価格。日本でも11万円台で登場することになるだろう。キャッシュ増量による広範囲の性能向上もうれしいが、エンコード目的の人なら(とりわけDivXやTMPGEncでMPEG2ファイルを作る人)にはとりわけありがたいラインナップだ。さすがに「QX9650」はポンとは買えないとしても、いずれ登場すると思われるデュアルコア版や、クアッドコアの下位モデルが出てきたなら、「Core 2」と同時に組み立てたマシンのマザーをリプレイスしてでも乗り換えたくなりそうだ。

【機材協力】

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