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シマンテック、Webアプリケーションへのアクセスを守る新ソリューションを発表

2007年10月26日 19時06分更新

文● アスキービジネス編集部

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シマンテックは25日、企業のWebアプリケーションへのアクセスに際し、安全な仮想環境を提供する「Symantec On-Demand Protection for Web Applications 3.0」を発表した。


情報の漏えい防止に役立つ新ソリューション


 「Symantec On-Demand Protection」は、企業の管理外のPCからのWebアプリケーションへ安全にアクセスできる仮想環境を提供するソリューション。データ喪失の防止やセキュリティポリシーの設定に役立つ、オンデマンドエージェントを自動的に作成し、ソフトの事前インストールやリモートエンドポイントへの変更は必要ない。

 Symantec On-Demand Protectionのバーチャルデスクトップは、安全な仮想ワークスペースを作成し、ハードディスクに書き込まれるすべてのデータを暗号化する。セッション終了時にファイルを削除するという環境を作ることで、情報を守り、非管理状態のPCを通じた機密データ漏えいを防ぐ。これにより、キャッシュファイルや一時ファイルの記録を削除し忘れたデータから情報が漏れるリスクを減らすことができる。さらに、情報のコピー&ペースト、スクリーンキャプチャの作成、画面印刷などを禁止するセキュリティポリシーを設定することも可能となっている。

 また、「ホストインテグリティチェック機能」では、企業ネットワークへの接続を試みる非管理状態のPCに適切な保護があるか、最新の状態でセキュリティソフトがインストールされているかを確認することができる。そのほか、マルウェア検知エンジンを備えており、悪意のあるコードが含まれていないかを確認することもできる。

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