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NTTドコモ版シンプルプランが登場

NTTドコモ、月額基本料が最安1050円になる新料金プランを導入

2007年10月26日 19時39分更新

文● 永島和夫

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 (株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は21日、携帯電話機の購入時に端末価格が割り引かれない代わりに月額基本料の最安値が1050円となる「バリューコース」か、従来通りとなる「ベーシックコース」のいずれかを選択できる新料金システムを発表した。提供開始日は11月26日からで、近日中に発表される「FOMA 905i」シリーズから適用される。

 バリューコースは端末購入時に割引を受けないコースで、月額基本使用料は従来より1680円安くなる。料金プランは従来のものの名称に「バリュー」を足したものとなり、最も基本料が安い「プランSSバリュー」では月額2100円となる。それに「ファミ割MAX50」または「ひとりでも割50」を適用すれば、基本料金は月額1050円となる。

 無料通話分は従来のプランSSと変わらない。また、端末購入時には12回または24回の分割払いも選ぶことができる。

 ベーシックコースは端末購入時に2年間の継続利用契約を結ぶことで、端末の価格が店頭価格から1万5750円が割り引かれるコース。月額基本料は従来からの料金プランをそのまま利用する。なお、ベーシックコースを途中で解約した場合の「ベーシックコース解除料」は最大1万5120円となっている。

 どちらのコースでも、11月26日から開始予定の冬のキャンペーンでは端末の価格が8400円割り引かれる。さらに、バリューコースでは最大3ヵ月間、月額基本使用料が最大2100円割り引かれる。

 併せて同社では、トラブル時に代替の携帯電話機が届くサービス「ケータイ補償 お届けサービス」の利用料金を月額525円から315円に改定する。サービス内容に変更はないが、サービス加入者が2年以上同一携帯電話機を利用し、補償を受けなかった場合は、機種変更時にドコモポイントが3000ポイント分付与される特典が、新たに付属する。また、ケータイ補償 お届けサービスと「ケータイあんしんパック」(関連記事)に同時加入した場合、利用料金を525円から472.5円に割り引くサービスを12月1日に開始する。



NTTドコモグループ8社をNTTドコモに統合


 併せて同社は、NTTドコモグループにおける事業運営体制の見直しを行ない、現在NTTドコモとNTTドコモグループ8社で展開している事業を、2008年度第2四半期をめどにNTTドコモ1社に統合すると発表した。同社ではこの統合により、顧客サービスの充実・強化、意志決定の迅速化および経営の効率化を図るとしている。

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