ソフトイーサ(株)は24日、HTTP/HTTPS通信ページ程度のプロトコルしか通さず、ほかのプロトコルが使用できないような携帯電話機でのデータ通信サービスおよび無線LANサービスにおいて、インターネット上のホストと任意のTCP/IPベースの通信プロトコルを可能にする「MobileFree.jp VPN 実験サービス」の提供を開始したと発表した。無料で利用できる。
MobileFree.jp VPN 実験サービスは、HSDPAやW-CDMAなど第3世代高速データ通信サービスにおいて、無線LAN サービスや外出先でのモバイル環境では、通信可能なプロトコルがHTTP/HTTPSだけに制限されてしまう環境においても、TCP/IPベースの通信プロトコルを可能にするサービスとなる。
これにより第3世代高速データ通信サービスでの、FTP、Messenger、Skype、テレビ電話、リモートデスクトップ、リモートアクセスツール、音楽や動画のストリーミングなどの通信プロトコルが利用できるようになり、高速モバイル通信環境を有効活用できるとしている。
同社では、今後さらに斬新な実験的オンラインサービスを多数開発していく予定としている。