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iLifeの秘密 第2回

iLifeの秘密

iPhoto '08【共有編】HTML書き出しの秘密

2007年10月26日 18時01分更新

文● 荻窪 圭

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美しいページを作るには「iWeb」と連携がベスト


 FTPサーバーなどにウェブページとして写真を公開して共有する方法もある。

 美しいデザインのフォトアルバムを作りたいならiWeb '08と連携させよう(Apple Storeで見る)。写真やアルバムを選択してツールバーの「iWeb」ボタンから「写真ページ」か「ブログ」を選べば、iWebのFTPアップロード機能でアップロードまで一括して行える。写真ページでは、選んだすべての写真のサムネールが作成されるので、あとはアルバムタイトルなどを手作業で修整して公開するだけでいい。

iPhoto

「写真ページ」はカッコいいデザインのウェブページを作れるのがポイント。「インスペクタ」の「写真」タブでは、写真のダウンロードの可否や画質も設定できる

従来のiWebではひとつの写真ページにつき最大99枚までしか登録できなかったが、iWeb '08では100枚以上の写真も登録可能になった。ブログを選ぶと、写真1枚につきひとつのエントリーが作られる。

iPhoto

「ブログ」では、1枚の写真につきひとつのエントリーとなる。写真のエピソードや説明を書きたいときに便利。複数の写真を選ぶと複数のエントリーをまとめて作成できる

 デザインよりも表示の速さとシンプルさを重視したいなら、「Webページ」形式で書き出すほうが手軽。

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「書き出し」メニューにある「Webページ」タブでは、シンプルなフォトアルバムが作れる。サムネールの表示枚数や表示サイズ、タイトルなどを設定可能

iPhoto

「index.html」とサムネールで構成されたシンプルなウェブページ。「イメージ」欄で指定したサイズにリサイズされるため、基画像をダウンロードさせる用途には使えない

FTPサーバーへのアップロードは自分で行う必要があるが、1ページあたりのサムネールの数やサイズなども細かく指定可能だ。


(MacPeople 2007年10月号より転載)


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