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日本HP、保険型のPCデータ復旧サービスを開始

2007年10月23日 16時27分更新

文● アスキービジネス編集部

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日本ヒューレット・パッカードは、PCのライフサイクルに合わせた新しいサポート体系「HP Total Care」の第1弾として、故障したHDDのデータ復旧を行なう「データリカバリサービス」と、HDDの交換後、故障したHDDを顧客に引き渡す「HD返却不要サービス」の提供を開始した。


情報漏えいを防ぐHD返却不要サービスも同時に開始


 「HP Total Care」は、工場生産時や配送時、顧客使用時、製品廃棄時などの、PCのライフサイクルに合わせたサービスを提供するサポート体系。今回、提供開始する「データリカバリサービス」と「HDD返却不要サービス」はこの第1弾サービスとなる。

 データリカバリサービスは、故障しデータが読み出せなくなったHDDから必要なデータを復旧させるサービス。専門の業者に復旧を依頼する必要がなく、低料金かつ契約期間中に何度でも利用できる「保険型」のサービスとして提供する。障害状況や容量による料金アップもなく定額で利用でき、データの復旧にかかる出費をおさえることができる。

 HDD返却不要サービスは、HDDの修理交換後に障害HDDを顧客に引き渡すサービス。通常、修理交換によって取り外されたHDDは、メーカーの所有となり修理作業担当者が持ち帰るが、同サービスでは交換したHDDはそのまま顧客に引き渡される。交換したHDDを顧客自身で管理することで情報漏えい等のリスクを最小限に抑える。

 料金は、データリカバリサービス1年間1万1550円、3年間1万6800円。HDD返却不要サービス3年間4725円から。両サービスとも対象製品ごとの販売開始日は、パーソナル・ワークステーションは10月23日より、法人向けノートPCは10月24日より、法人向けデスクトップPCは10月25日より。

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