ソフトバンクモバイル(株)は22日、3.2インチワイドVGA液晶パネルを搭載する「SoftBank 920SH」(シャープ(株)製)ほか、2007年秋冬モデル全11機種を発表した。なお、同日開催されている発表会の模様は、後ほど改めて紹介する。
各モデルの特徴とスペックは以下の通り。
SoftBank 920SH
シャープ製となる920SHは、液晶パネル部が回転するシャープのケータイブランド“AQUOS(アクオス)ケータイ”では最薄となる18mmを実現しながら、3.2インチワイドVGA(480×854ドット)モバイルASV液晶パネルを搭載するハイエンドモデル。下り3.6Mbpsの高速データ通信ができる「3Gハイスピード」(HSDPA)に対応する。また、AQUOSケータイとして初めて国際ローミングサービス(GSM)に対応し、海外でも利用できる。
- メインディスプレー:約3.2インチ(480×854ドット)
- カメラ:有効約320万画素
- 連続通話時間:約240分(W-CDMA)、約260分(GSM)
- 連続待受時間:約330時間(W-CDMA)、約300時間(GSM)
- 本体サイズ:幅50×奥行き18×高さ110.6mm
- 重量:約123g
- カラー:メタルゴールド、メタルブラック、ライトブルー、ピンク、シルバー
- 発売時期:11月中旬以降
PHOTOS(フォトス) SoftBank 920SC
500万画素カメラを搭載するデジカメケータイ「PHOTOS 920SC」は、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)社製。カメラは顔認識オートフォーカス機構、光学3倍ズームを搭載。ディスプレーは2.4インチQVGA(240×320ドット)有機ELパネルを採用する。「3Gハイスピード」に対応し、国際ローミングサービスにも対応。なお、夏モデルで登場した「805SC」で対応していたワンセグ受信機能は搭載しない。
- メインディスプレー:約2.4インチ(240×320ドット)
- カメラ:有効約500万画素
- 連続通話時間:約200分(W-CDMA)、約350分(GSM)
- 連続待受時間:約340時間(W-CDMA)、約340時間(GSM)
- 本体サイズ:幅52×奥行き18.9×高さ101.5mm
- 重量:約129g
- カラー:ブラック×レッド、ブラック×ブラック、ホワイト×ターコイズ、ホワイト×ホワイト
- 発売時期:12月下旬以降
SoftBank 920T
今年の春モデルで登場したハイエンドケータイ「SoftBank 911T」(関連記事)の後継機となる「920T」((株)東芝製)。ワンセグ、ワイドVGA液晶パネル、3Gハイスピード対応と“全部入り”をうたった前モデルの特徴をそのままに、液晶パネルを外でも見やすい「クリアスクリーン液晶パネル」に変更してあるのが特徴だ。カメラはオートフォーカス、手ブレ軽減機能付きの有効324万画素CMOSセンサーを搭載する。
- メインディスプレー:約3インチ(480×800ドット)
- カメラ:有効約324万画素
- 連続通話時間:約170分(暫定)
- 連続待受時間:約380時間(暫定)
- 本体サイズ:幅51×奥行き18.6×高さ113mm
- 重量:約141g
- カラー:ホワイト、シャンパンゴールド、ブラウン、ピンク
- 発売時期:12月中旬以降