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テロリストをフルボッコ! 国内初の「テロ対策特殊装備展」開催!

2007年10月19日 21時46分更新

文● アスキー戦車部長Y

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 17日~19日の3日間、東京ビッグサイトで「テロ対策特殊装備展」が開催された。これは、「危機管理産業展2007」の特別併催企画として、今年初めて開催されるテロ対策機器・情報専門の展示会だ。同展では、普段我々が見ることのできないような各国の特殊部隊で採用されている各種装備が展示されていた。

テロ対策特殊装備展今年初めて開催される「テロ対策特殊装備展」。来年の洞爺湖サミットなども控え、日本国内でもテロ対策に関する要請は高まっていると言えるだろう

 この「テロ対策特殊装備展」の入場料は5万円(招待券持参者、事前登録者は無料)。しかも、入場に際し審査があり、身分証を提示しなければならない。入場希望者の所属や目的を告げ、主催者の審査を受けなければ入場できないため、マニア的な関心を持っても、それだけでは入場できないのだ。
 ということで、ASCII.jpミリタリー特別取材班では、普段目にすることができない各種装備が一同に会していることもあり、せっかくの機会ということで取材を敢行することにした。ここでは、取材班が「これは!」と思ったいくつかのブースを紹介していこう。これから「テロ対策装備展」を訪れる人には参観の参考に、残念ながら行く機会が無い方はバーチャル体験、ということで記事を読んで頂けたら幸いだ。

テロ対策特殊装備展入口「テロ対策特殊装備展」の入口。入場するには、基本的に事前申請が必要だ。事前に申請しない場合は、入場料5万円を支払うことになる

 会場で入場登録を済ませると金属探知ゲートを通ることに。筆者も同行した北村記者もテロリストではないし、妙な所に怪しい器具とか隠し持っている訳でもないので無事通過。さてさて会場内で何から見ていこうかと廻りを見ると……。

手荷物、身体検査 ウォークスルー虹彩認証システム
入場するとまず、手荷物と身体検査を受ける。ツールナイフとか持っているとてきめんに引っかかる検査が終わると今度は、通り抜けるだけで虹彩の認証が行なえる「ウォークスルー虹彩認証システム」が待っている

現代版音波砲出現!
コーンズドッドウェル

 遙か向こうで巨大な黒い円盤が何やら喋っている。見当で約30メートルほど離れているのだが、言語明瞭できちんと内容を聞き取れる。さりとて特段に大音量ということもない。どうやら指向性を持った音波を長距離に照射出来るシステムらしい。解説パネルには、接近するデモ隊等に遠距離から警告音声を流したり、暴徒に対して不快な警告音を照射し、攻撃意欲を萎えさせるための装置とのこと。不快な警告音というには、ガラスをひっかくような音とかハウリング音なのだろうか。確かにそんな音を聞かされたら、暴徒と言えども“回れ右”したくなるだろう。人体に傷を付けず、また化学的な薬剤を使わずに暴徒を鎮圧出来るというのは、なかなか上手い手段ですな。

長距離音響発生装置。環境にもよるが500~800m先まで音声を到達可能とのこと。非常に洗練された現代版の音波砲なのかもしれない。ちなみに音波砲とは第二次世界大戦の際にドイツ科学陣が研究開発していた超兵器、というかトンデモ兵器。もちろん実用化はされなかった

 ちなみにこのブースでは他にも様々な特殊装置を展示している。厚さ20cm強のコンクリ壁の向こうを探査出来るスルーウォールレーダー(写真撮影禁止、残念!)や、イスラエル製のX線透過装置などが展示されていた。

遠隔操作IEDD処理軽車両「遠隔操作IEDD処理軽車両」と呼ばれる無線操作の作業車輌なども展示されていた

麻薬探知犬は意外と可愛い
東都警備保障

 ふと見ると犬のケージみたいなものが置いてあるブースがあった。もしや、犬がいるかもと思いケージを覗いてみると、奥で畏まって座っているではありませんか!
 お願いするとトレーナーの方が犬を出して紹介してくれた。名前はバディ。米国ロサンゼルス生まれのゴールデンレトリーバーで、今年で6歳半だそうだ。国内の民間企業の要請で来日し、麻薬探知に活躍してきたとのこと。
 トレーナーの方に取材をしていると、バディ君が我々にまとわりついて、湿った鼻を手の甲に押しつけてきた。むむ、意外と人なつっこいのか? いや、もしかすると麻薬探知をされていたのかも。

麻薬検知犬 爆弾探知犬
麻薬検知犬のバディ君。よく訓練された賢い犬だこちらは爆弾探知犬。取材時は当たり前ながら出番無し

(次ページへ続く)

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