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アバターの認知度は9割以上、利用中のユーザーは2割強

NTTアド、アバターの認知・利用実態調査結果を発表

2007年10月17日 21時18分更新

文● 編集部 若林健太

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 (株)エヌ・ティ・ティ・アドは17日、「インターネット上のアバター」に関する認知および利用状況の実態調査の結果を発表した。調査は今月5日~9日にインターネットアンケート方式で行なわれ、有効回答者数は692人だった。

 アバターの認知度を尋ねたところ、全体の14.9%が「詳しく知っている」、56.9%が「大体知っている」と回答し、「名前は聞いたことがある」(21.7%)を合わせると93.5%のユーザーがアバターの存在を認知していると回答した。

アバターの認知度

アバターの認知度

 アバターを認知しているユーザーに利用状況を尋ねたところ、全体の3.1%が「有料のアバターやアバターアイテムを利用している」、17.3%が「無料のアバターやアバターアイテムを利用している」と回答し、合わせて20.4%のユーザーがアバターを利用中であることが分かった。また、12.1%が「無料のアバターを所有しているが、利用していない」、13.6%が「かつてアバターを利用していたことがあるが、現在は利用していない」と回答し、現在もアバターを利用しているユーザーと合わせると46.1%のユーザーがアバターの利用経験があることになる。また、有料のアバターを利用しているユーザーの月平均利用金額は995円だった。

アバターの利用状況

アバターの利用状況

 現在アバターを利用しているユーザーにその理由を尋ねたところ(複数回答)、「アバターを着飾ることが楽しい」(49.2%)、「自分の分身(もう1人の自分)を作ることが楽しい」(31.1%)、「アバターで他人とコミュニケーションするのが楽しい」(15.9%)などの回答が挙げられた一方で、「サイトを利用するにはアバターに登録しなければならなかった」(24.2%)、「周囲の人がやっている」(21.2%)といった消極的な理由を挙げるユーザーもいた。

 逆に現在アバターを利用していないユーザーにその理由を尋ねたところ(複数回答)、「アバターのようなキャラクターを使うことに関心がない」(53.2%)、「アバターを使うこと自体が面倒」(48.0%)、「アバターを着飾らせるのがわずらわしい」(19.4%)、「アバターを使う操作が難しそう」(10.7%)などの回答が挙げられた。

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