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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第69回

使いやすくなったエクスプローラーのグループ表示

2007年10月26日 00時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows XPのエクスプローラでグループで表示した状態

Windows XPのエクスプローラでグループで表示した状態

Vistaのグループ表示した状態。グループのソートも可能になっている

Vistaのグループ表示した状態。グループのソートも可能になっている

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 Windows XPのエクスプローラーでは、ファイルの「種類」や「更新日時」などのカテゴリー別にファイルを分類する「グループ表示」ができたが、Vistaのグループ表示機能はさらに強化されているタグを元に分類したり、特定のグループを非表示にできるようになり、実用性が高まっている。

 Windows XPでグループ表示にした場合、グループの表示順※1を任意に変更できなかった。また、初期設定ではフォルダーがリストの下のほうに表示されるため、使い勝手が悪かった。

※1 例えば、ファイルサイズなら「非常に小さい」「小さい」「中くらい」など。

 その点Vistaのエクスプローラーは、グループ表示の表示方法を自在に変更できるようになった。例えば、グループ表示状態でも、上に並ぶ表示項目部分(名前や種類など)をクリックすれば、並び順の正順/逆順を切り替えられる。また、各グループの右端にある(∧)マークを左クリックすると、そのグループだけを非表示にできる(もう一度左クリックすると表示される)。つまりフォルダー内で不要なグループのファイルだけを非表示にできるのだ。さらに、各グループ名の部分を左クリックすると、そのグループのファイル全体が選択された状態になる。

グループ表示で「サイズ」をクリックした状態

グループ表示で「サイズ」をクリックした状態。どの項目でもグループ分けが可能だ。グループ名横のチェックボックスをオンにすると、オンにした項目だけが表示される。

(∧)マークをクリックして、一部のグループを非表示にした状態

(∧)マークをクリックして、一部のグループを非表示にした状態(赤丸は編集部による追加)。必要なファイルだけを表示できるので使いやすい

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