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松下、2.4GHzデジタル無線伝送方式のワイヤレスサラウンドヘッドホンを発売

2007年10月15日 20時04分更新

文● 編集部 若林健太

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 松下電器産業(株)は15日、2.4GHzデジタル無線伝送方式のワイヤレスサラウンドヘッドホン「RP-WF5500」と、その増設用ヘッドホン「RP-WF5500H」を11月20日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格は順に2万円前後、1万円前後。

RP-WF5500

RP-WF5500

 RP-WF5500は2.4GHzデジタル無線伝送方式を採用し、最大約30mの距離で音楽の伝送が可能なワイヤレスヘッドホン。仮想サラウンドモードを搭載し、最大5.1chのサラウンドを楽しめる。低音をより強調する「バス ブースト」機能も搭載している。

 トランスミッター部の音声入力は光デジタルオーディオを2系統、アナログステレオオーディオ(ステレオピンジャック)を1系統備えている。ヘッドホンの再生周波数帯域は20Hz~22kHz。トランスミッター部の本体サイズ/重量は幅123×奥行き175×高さ88mm/約255g、ヘッドホン部の重量は約255g。電源はトランスミッター部がACアダプター、ヘッドホン部が付属の充電式ニッケル水素電池または単3形乾電池×2本を利用し、充電池を利用したときの連続使用時間は約6時間。本体カラーはブラックとホワイトの2種類(RP-WF5500Hはブラックのみ)。

ステレオヘッドホン3種も同時発表

 あわせて同社は、コード巻き取り式のステレオヘッドホン「RP-HTR70」と、クリップ式ステレオヘッドホン「RP-HSW50」「RP-HSR30」を11月20日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライス。予想実売価格はRP-HTR70が5000円前後、RP-HSW50が3000円前後、RP-HSR30が2000円前後。

RP-HTR70

RP-HTR70

 RP-HTR70はコード巻き取り式で、折りたたみ可能なステレオヘッドホン。PEI(ポリエーテルイミド)フィルム振動板を採用することで不要な固有共振を抑えて音質を向上させた。再生周波数帯域は14~24kHz。インピーダンスは20Ω、音圧感度は108dB/mW。重量は約85g。平型プラグ変換アダプターなどが付属する。本体カラーはシルバー、ホワイト、ブラック、ゴールド、ピンクの5種類。

RP-HSW50

RP-HSW50

 RP-HSW50は、本体コードとネックコードの両方をヘッドホン内部に収納できる「W(ダブル)巻き取りメカ」を採用した密閉型のステレオヘッドホン。再生周波数帯域は14~24kHz、インピーダンスは20Ω、音圧感度は108dB/mW。重量は約42g(コードを含む)。平型プラグ変換アダプターが付属する。本体カラーはシルバー、ホワイト、ブラック、レッド、ピンク、ブルー、ゴールドの7種類。

RP-HSR30

RP-HSR30

 RP-HSR30は、シングル(本体コードのみ)巻き取りタイプのオープンエアー型ステレオヘッドホン。クリップハンガー部にコードをかけられる「クリップサポート機構」を新たに搭載した。再生周波数帯域、インピーダンス、音圧感度はRP-HSW50と同じ。重量は約36g(コードを含む)。こちらには平型プラグ変換アダプターは付属しない。本体カラーはシルバー、ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー、グリーン、ホワイトベージュの7種類。

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