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HTC、W-CDMA対応のスマートフォン「X7501」「P3600」を25日に発売

2007年10月15日 18時59分更新

文● 永島和夫

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 HTC Nippon(株)は15日、W-CDMA(3G)方式のネットワークで利用できる日本語版スマートフォン「HTC Advantage X7501」および「HTC P3600」を今月25日に国内で発売すると発表した。SIMロックフリーで、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモやソフトバンクモバイル(株)のSIMカードを挿入しての利用が可能だ。価格はHTC Advantage X7501が11万9800円、HTC P3600が6万9800円。大手家電量販店、パソコンショップなどで販売する。SIMフリーのため携帯電話回線の契約は必要なく、製品単体で購入できる。

 HTC Advantage X7501およびHTC P3600は、7月に国内発売が予告されていたもの(関連記事)。どちらの機種もNTTドコモ、ソフトバンクモバイルで採用される800MHz帯および2.1GHz帯のW-CDMAネットワークに対応する。また、850/900/1800/1900MHzのGSM方式にも対応し、海外でも利用できる。データ通信方式としては、HSDPAのほか、GSM回線ではGPRS/EDGEに対応する。

HTC Advantage X7501

HTC Advantage X7501

HTC Advantage X7501。マグネット着脱式のキーボードを付けたところ

 HTC Advantage X7501はOSにWindows Mobile 6 Professionalを採用。液晶ディスプレーはタッチスクリーン方式の5インチVGA(640×480ドット)のTFT液晶パネルを搭載する。記録媒体として8GBのHDDを内蔵。キーボードはQWERTY配列で、マグネット着脱式となっている。本体を前後に傾けることでスクロールができる機能なども搭載している。

 そのほか、300万画素のCMOSカメラ、Bluetoothによる無線通信機能、IEEE 802.11b/gの無線LAN、GPS機能を搭載する。W-CDMAネットワークでの連続通話時間は約4.5時間で、連続待受時間は約300時間。本体サイズは幅約133.1×奥行き16×高さ97.7mm。重量は350g。

HTC P3600

ブラックモデル

ブラックモデル

ホワイトモデル

ホワイトモデル

HTC P3600

 HTC P3600は、OSにWindows Mobile 5.0 Pocket PC Phone Editionを採用し、縦長のタッチパネルディスプレーを搭載するPDAタイプのスマートフォン。キーボードやHDDは搭載しないが、Bluetooth、IEEE 802.11b/gの無線LAN、GPS機能を搭載する。

 液晶ディスプレーは、タッチスクリーン式の2.8インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶パネルを搭載。操作はタッチスクリーンのほか、ジョグホイール、5Wayナビゲーションキーで行なう。W-CDMAネットワークでの連続通話時間は約4時間で、連続待受時間は約180~250時間。本体サイズは幅約108×奥行き18.4×高さ58.2mm。重量は約150g。本体カラーはブラックとホワイトの2種類。

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