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セイコーエプソン、高コントラストと長寿命を実現した有機ELを開発

2007年10月15日 15時15分更新

文● 編集部　太田　渉

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　セイコーエプソン(株)は15日、画質を左右する「究極の黒」にこだわったという画像表現と、5万時間以上の長寿命を実現した「8インチ有機ELディスプレー」を開発したと発表した。横浜で開催されるディスプレー技術の国際展示会「FPD International 2007」に参考出展される。

有機ELディスプレー

開発した有機ELディスプレー

　開発した有機ELディスプレーは、画素数は800×480ドットで輝度は200cd/m2。コントラスト比は10万：1以上。発光材料の改善と、同社独自の素子構造開発により5万時間の長寿命化を実現したという。小規模量産に対応した開発製造ラインを長野県・諏訪群の富士見事業所に設置し、稼動している。

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