このページの本文へ

Halo 3を遊びつくす 第3回

作ったマップを公開してみんなで遊べる!

【Halo3】無限の可能性を秘める「フォージモード」

2007年10月10日 00時00分更新

文● 編集部 飯塚岳史

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 9月27日の発売から1週間が経過し、キャンペーンモードをクリアしてしまったユーザーも多いと思われるXbox 360用FPS(一人称シューティング)ゲーム「Halo 3」。今回はHalo 3で新たに搭載されたモード「Forge」(フォージ)について紹介する。

Forge

「Halo 3」で新たに搭載された「Forge」モード

オンラインと直結したマップコンストラクション機能


 フォージモードは、簡単に言うとマップコンストラクションモードのこと。ただし、マップの建造物や地形など、元々マップに存在するものを変えることはできない。変えられるのは、マップ内に設置される武器乗り物などのパーツのみとなる。

プレイヤー

プレイヤーモード

編集

編集モード

方向キーの“上”を押すことで、マップ内を実際に動ける「プレイヤーモード」とパーツを設置できる「編集モード」を切り替えられる

 パーツの追加方法は、まず方向キーの“”を押して、編集モードへと移行する。その後、“X”ボタンを押して、追加したいパーツを選択するだけで、すぐにその場に作ることができる。パーツを設置するには、パーツごとに設定された金額が必要となり、持っている金額以上のパーツを設置することはできない。また、マップごとに設置できるパーツの数も限られているので、何でもかんでも追加できるわけではない

パーツリスト

パーツはリストから選択してその場に生み出して設置する

パーツを置く

生み出したパーツをつかんで、置く方向を変えることも可能だ

移動元テレポーター

「移動元テレポーター」を設置

移動先テレポーター

ワープ先の「移動先テレポーター」を設置

武器や乗り物だけでなく、ワープゾーンの設置もできる。これらのテレポーターは一方通行だが、どちらに乗ってもワープできる「双方向ノード」も設置可能だ

無茶

エレファント(トレーラー)にスコーピオン(戦車)やレイス(移動砲)を突っ込んでおくといった無茶なこともできる

 これだけだと、単なるマップコンストラクションモードなだけだが、Halo 3が持つ豊富なオンライン連携機能と組み合わせることで、非常に強力なコンテンツとなる。

 まず、作ったマップを前回紹介した「Bungie.net」(http://www.bungie.net/)(関連記事)にアップロードすることができ、全世界に公開できる。作ったマップをフレンドに直接「推薦」して、マップデータをダウンロードしてもらうことも可能だ。作ったマップは、フォージモードのほかにオンライン対戦モードの1つ、「Custom Games」(カスタムゲーム)で遊ぶことができる。

保存

STARTボタンを押してメニューを出し、「新規マップとして保存」を選んで保存する

ファイルシェア

保存したマップは「FILE SHARE」からサーバーにアップロードできる

推薦

サーバーにアップロードしたマップをフレンドにダウンロードしてもらうことができる

カオス

ユーザーの発想次第でとんでもないマップも作成可能だ。このマップは狭い遺跡の中にワープゾーンがたくさん仕掛けてあるが

ワープ

ワープするのは外壁に面したココ

落下

ここにワープしたものは間違いなく落ちて死ぬ

落ちてくる

自爆して死んだときは復活まで時間がかかるのだが、見ていると次々と落ちてくるメンバー

 そしてなんとも強烈なのは、フォージモードでマップを作っている最中も、最大8人までマップ内で対戦できるということだ。例えば、集まった8人を赤と青の2つのチームに分け、3人vs3人のチーム戦を行なう。残った1人ずつでマップコンストラクションを随時行なっていき、互いに自チームに有利になるようにマップを常に作り変えていく、などの遊び方も可能だ。

 イチからマップを作るのは面倒だな、という人には、Bungieが用意したマップをダウンロードして遊ぶことも可能だ。このマップを利用するには、フォージモードのメニュー画面からSTARTボタンを押して、「BUNGIE FAVORITES」を選べばダウンロードできる。ダウンロードしたマップをさらに加工して保存することも可能だ。

MEDIA

MEDIAメニュー内の一番上に「BUNGIE FAVORITE」がある

MAP

BUNGIE FAVORITEではマップのほかにも、ゲーム内のルール(体力の増減やバリアの有無など)を決めた「ゲーム」もダウンロードできる

 このように無限の可能性を秘めている「フォージ」モードだが、やや操作に癖があり慣れるまで時間が必要かもしれない。ただ、各種動画投稿サイトではこのフォージモードをテーマにした動画や、マップの作り方のコツといった動画が数多くアップされているので、参考にしてみるといい。

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ