9月27日の発売から1週間が経過し、キャンペーンモードをクリアしてしまったユーザーも多いと思われるXbox 360用FPS(一人称シューティング)ゲーム「Halo 3」。今回はHalo 3で新たに搭載されたモード「Forge」(フォージ)について紹介する。
オンラインと直結したマップコンストラクション機能
フォージモードは、簡単に言うとマップコンストラクションモードのこと。ただし、マップの建造物や地形など、元々マップに存在するものを変えることはできない。変えられるのは、マップ内に設置される武器や箱、乗り物などのパーツのみとなる。
パーツの追加方法は、まず方向キーの“上”を押して、編集モードへと移行する。その後、“X”ボタンを押して、追加したいパーツを選択するだけで、すぐにその場に作ることができる。パーツを設置するには、パーツごとに設定された金額が必要となり、持っている金額以上のパーツを設置することはできない。また、マップごとに設置できるパーツの数も限られているので、何でもかんでも追加できるわけではない。
これだけだと、単なるマップコンストラクションモードなだけだが、Halo 3が持つ豊富なオンライン連携機能と組み合わせることで、非常に強力なコンテンツとなる。
まず、作ったマップを前回紹介した「Bungie.net」(http://www.bungie.net/)(関連記事)にアップロードすることができ、全世界に公開できる。作ったマップをフレンドに直接「推薦」して、マップデータをダウンロードしてもらうことも可能だ。作ったマップは、フォージモードのほかにオンライン対戦モードの1つ、「Custom Games」(カスタムゲーム)で遊ぶことができる。
そしてなんとも強烈なのは、フォージモードでマップを作っている最中も、最大8人までマップ内で対戦できるということだ。例えば、集まった8人を赤と青の2つのチームに分け、3人vs3人のチーム戦を行なう。残った1人ずつでマップコンストラクションを随時行なっていき、互いに自チームに有利になるようにマップを常に作り変えていく、などの遊び方も可能だ。
イチからマップを作るのは面倒だな、という人には、Bungieが用意したマップをダウンロードして遊ぶことも可能だ。このマップを利用するには、フォージモードのメニュー画面からSTARTボタンを押して、「BUNGIE FAVORITES」を選べばダウンロードできる。ダウンロードしたマップをさらに加工して保存することも可能だ。
このように無限の可能性を秘めている「フォージ」モードだが、やや操作に癖があり慣れるまで時間が必要かもしれない。ただ、各種動画投稿サイトではこのフォージモードをテーマにした動画や、マップの作り方のコツといった動画が数多くアップされているので、参考にしてみるといい。
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