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週末見るコンテンツはコレ★ ― 第10回

【週末見るコンテンツはコレ★】

「アマゾネス」に「さそり」――大人になった今だから、思い出ポロリポロリの映画をもう1度!

2007年10月05日 23時31分更新

文● 大石太郎

クール&スタイリッシュと再評価の市川崑監督作品
「黒い十人の女」

黒い十人の女
黒い十人の女(C)1961 角川映画 .

DVD
価格 3990円
発売日 2007年1月26日(発売中)

http://www.kadokawa-ent.co.jp/detail/DABA-0324.html
発売元 角川映画
販売元 角川エンタテインメント

 「黒い十人の女」は、90歳を超えても現役の日本映画界の巨匠、市川崑監督が傑作を連発し続けていた60年代に発表された作品。

主人公が一斉に問いつめられている?
主人公が一斉に問いつめられている?(C)1961 角川映画.

 どうしようもなく女にだらしないTVプロデューサーと、9人の愛人と妻。女優に台本印刷所の未亡人にCMモデル、手当たり次第に手をつけまくった結果、男は手痛いシッぺ返しを喰らう……。

 本作は、「スタイリッシュ」「女優が(今からは想像できないほど)綺麗」といった評価が高いが、スタイリッシュというよりは時代に風化されない画面造りといったほうが的確だし、今よりもはるかに狭き門だった芸能界のトップ女優が美しいのは当然のこと。

 それよりも斬新な構成の物語を破綻なく見せる監督の手腕や、TVプロデューサー役の船越英二の上手すぎる演技力に注目するべき。

 サブカル好きのオシャレ人種に独占させておくには惜しい作品。すべての映画ファンは見ておくべき傑作だ。

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