ソニー(株)は28日、フルHD解像度に対応する「SXRD」パネル(関連記事)を搭載するハイエンドビデオプロジェクター「VPL-VW200」を発表した。なめらかな動画表示を実現する120Hz ハイフレームレート表示(120Hz駆動)に対応する。価格は136万5000円。発売日は11月20日。
画質向上の機能として、120Hz駆動に加えて、撮像時の画像のにじみを補正しながら残像感を軽減して滑らかに映し出す「モーションフロー」機能を採用している。また、液晶テレビ「BRAVIA」と同じフルデジタル高画質化回路「ブラビアエンジンプロ」も搭載。すべての高画質化プロセスをフルデジタル&高精度で処理することが可能としている。
コントラストは35000:1で、輝度は800ルーメン。投射レンズには1.8倍ズームレンズ(f=18.7~33.7mm、F2.54~3.53)を採用し、投影サイズは40~300インチ(対角16:9)。映像入力はコンポジットビデオ、Sビデオ、コンポーネントビデオ、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統、HDMIを2系統装備する。電源はACアダプター(AC100V)を利用し、消費電力は最大650W。本体サイズは幅496×奥行き574×高さ175mm、重量は約20kg。