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林信行のマイクロトレンド 第13回

技術者なら今すぐ参加すべし──SNSの最先端「Facebook」

2007年09月26日 11時00分更新

文● 林信行(ITジャーナリスト)

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IT業界に身を置くならぜひ見ておくべき


 Facebookのインターフェースは今のところ英語のみ。日本語も使えるが、アプリケーションなどによっては文字化けが発生することもある。

 とはいえ、すでに日本のIT業界で活躍している人の多くが、この新しいタイプのSNSを研究しようと参加している。最近は、このFacebook上で友達としてつながり、そのすぐ後に、プロフェッショナル向けネットワークの「LinkedIn」でもつながるというパターンが増えている。

 これから(まだ噂だが)グーグルのようにAPIを公開して、Facebook対抗のプラットフォームを作るという手もあれば、既に成功しているFacebookを基盤にして新規事業を立ち上げることも可能だろう。ちなみにFacebook上で仮想通貨を提供するAceBucksは、この事業で150万ドルの投資を受けたという。

 IT業界には、Facebookと聞いただけで、「あ〜、学生用のSNSでしょう?」と昔のイメージのまま一蹴してしまう人も多いが、今のFacebookは昨年までのFacebookとはまったくの別物だ。IT業界で活躍しようとしている人ならば、とりあえず覗いてみて損はない。



筆者紹介─林信行

著者近影 林信行さん

 フリーランスITジャーナリスト。ITビジネス動向から工業デザイン、インタラクションデザインなど多彩な分野の記事を執筆。『MACPOWER』『MacPeople』のアドバイザーを経て、現在、日本および海外の媒体にて記事を執筆中。マイクロソフト(株)の公式サイトで執筆中の連載“Apple's Eye”で有名。自身のブログ“nobilog2”も更新中。オーウェン・リンツメイヤーとの共著で(株)アスペクト刊の『アップルコンフィデンシャル(上)(下)』も発売中。



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