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東芝、フルハイビジョン記録が可能なムービーカメラ「gigashot A」シリーズを発売

2007年09月25日 19時04分更新

文● 編集部 若林健太

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 (株)東芝は25日、1920×1080ドットのフルハイビジョン映像が撮影可能なHDD搭載ムービーカメラ「gigashot A」シリーズ2モデルを11月中旬に、1280×720ドットのハイビジョン映像撮影に対応した「gigashot K」シリーズを10月中旬に発売すると発表した。価格は全機種オープンプライス。

 gigashot Aシリーズのラインナップは、100GBのHDDを搭載する「gigashot A100F」と、40GBのHDDを搭載する「gigashot A40F」の2機種。予想実売価格は順に、18万8000円前後、15万8000円前後。gigashot Kシリーズのラインナップは、80GBのHDDを搭載する「gigashot K80H」と40GBのHDDを搭載する「gigashot K40H」の2機種で、予想実売価格は順に12万8000円前後、10万8000円前後。

1080p撮影が可能な上位モデル「gigashot A」


gigashot A100F

gigashot A100F(外観はgigashot A40Fも共通)

 gigashot Aシリーズは、フルハイビジョン映像記録に対応したのが特徴。ホンタイサイズは幅78.1×奥行き135.4×高さ79.0mmと、フルハイビジョン対応ムービーカメラとしては世界最小(同社調べ)という。レンズは光学10倍ズームレンズ(35mm換算で35.9~431mm)を搭載し、広角約35.9mmからの撮影が可能。

 そのほかの特徴として、「レグザリンク」に対応しており、同社製液晶テレビ「レグザ」シリーズとHDMIケーブルで接続すれば、gigashotの電源をオフにする、gigashot内の動画を再生する、といった操作がレグザのリモコンだけで行なえる

 録画モードはXQ/HQ/SPの3種類が用意されており、SPモードではA100Fの場合内蔵HDDに約23時間20分、A40Fの場合約9時間20分の動画が保存できる。SDカードへの記録も可能。記録方式は動画がMPEG-4/AVC、静止画がJPEG。

 インターフェースはHDMI、USB、コンポーネントビデオ出力、AV出力。重量はA100Fが約555g(バッテリー、SDカードを含む。以下同)、A40Fが約545g。電源は専用リチウムイオンバッテリーパックを利用し、連続撮影時間は75分。



720p撮影が可能な普及モデル「gigashot K」


gigashot K80H

gigashot K80H(外観はgigashot K40Hも共通)

 gigashot Kシリーズは、1280×720ドットのハイビジョン映像撮影に対応したモデル。gigashot Aシリーズ同様、レグザリンクに対応する。レンズは光学10倍ズームレンズ(35mm換算で46.2~503.6mm相当)を搭載する。録画モードはSHQ/HQ/SPの3種類で、SPモードではK80Hの場合が約19時間10分、K40Hの場合は約9時間30分の記録が可能。SDカードスロットも備えている。

 動画/静止画の記録方式、インターフェースはgigashot Aシリーズと同様。本体サイズは幅86.8×奥行き146.8×高さ80.0mm(バッテリー装着時)で、重量はK80Hが約585g(バッテリー、SDカード、レンズキャップを含む。以下同)、K40Hが約570g。電源は専用リチウムイオンバッテリーパックを利用し、連続撮影時間は90分。

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