作家・西村京太郎氏の全作品や生原稿、秘蔵コレクションなどを収蔵・展示する西村京太郎記念館は20日、富士通フロンテック(株)と(株)富士通研究所が共同開発したサービスロボット「enon」(エノン)を、博物館/ミュージアムとしては初めて導入したと発表した。21日から神奈川・湯河原にある西村京太郎記念館で来場者を出迎える。
西村京太郎記念館でenonが行なう動作・行動は以下の通り。
- 館内の案内
- 入場者を自動的に検知して、自立的に館内を移動し、身振り手振りや音声、胸元にある液晶画面で展示品を案内する
- 西村京太郎氏の挨拶
- enonの液晶画面に西村京太郎氏本人が登場して、来場者への挨拶を行なう
- enonの自己紹介
- enonが身振りや手振りを交えて、自分自身の機能を紹介する
- 西村京太郎のクイズ
- 西村京太郎氏の作品にまつわるクイズを出題する
クイズは推理小説研究家の山前 譲氏が作成した問題と、西村京太郎氏本人が出題するものがランダムに組み合わされ、全問正解すると成績優秀者として西村京太郎名の認定書が贈呈される