(株)ウィルコムおよび(株)ウィルコム沖縄は19日、通信が不安定になる不具合が確認された京セラ(株)製のPHS端末「WX320KR」「WX320K」について、不具合を修正した内蔵ソフトウェアの公開を開始した。
「WX320KR」は発売した端末すべて、「WX320K」は13日に公開した内蔵ソフトウェアに更新した場合に不具合が発生していたが、更新後は不具合が改善されるという。「WX320K」については13日分の機能追加も含まれているため、13日のソフトウェア更新をしていないユーザーも対象となる。
更新は電話機単体の操作で行なえる。更新中にバッテリーが切れないよう十分に充電を行ない、インターネット回線の接続先がCLUB AIR-EDGEとなっていることを確認した上で一度電源を切り、再度投入してから、メニュー→機能→その他設定→ソフトウェア更新と選択する。その後は画面にしたがって操作する。
ソフトウェア更新にかかる時間はダウンロードに5分、更新に30分の合計約35分ほど。その間は発着信を含めて電話機の操作はできなくなる。
なお、販売を停止しているWX320KRについては、近日中に販売再開する予定という。