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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第62回

暗号化ZIPファイルを作れなくなった

2007年09月24日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows XPでは圧縮したZIPファイルにパスワードを設定して暗号化できた

Windows XPでは圧縮したZIPファイルにパスワードを設定して暗号化できた

Windows Vistaではパスワードを設定できなくなっている

Windows Vistaではパスワードを設定できなくなっている

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 Windows XPでは、エクスプローラーなどからパスワードで暗号化をかけたZIPファイルが作成できた。しかしWindows Vistaでは、ZIPファイルは作成できるものの、暗号化ができなくなった

 XPやVistaでは、ファイルやフォルダを右クリックして、「送る」→「圧縮(ZIP形式)フォルダ」を選択すると、選択したファイルをまとめたZIPファイルを作成できる。このファイルをダブルクリックするとZIPファイル内の元のファイルが表示されるが、Windows XPではこの画面からパスワードを追加できた。パスワードをかけたZIPファイルは暗号化され、それ以降はパスワードを入力しないと開けなくなるのだ。

 Windows VistaでもZIPによる圧縮は可能だが、パスワードを追加する機能はなくなっている。ただし、パスワード付きのZIPファイルを解凍することは可能で、解凍時にはパスワードを入力するダイアログが表示される。

 暗号化したZIPファイルを作成したいという場合は、暗号化機能を持つオンラインソフトを利用しよう。

Schezo氏作のフリーウェア「Lhaplus」をインストールした状態

Schezo氏作のフリーウェア「Lhaplus」をインストールした状態。右クリックメニューから手軽にパスワード付き暗号化ZIPファイルを作成できる

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