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「ブログ、更新します」──リア・ディゾンのシークレットライブにファン300人が参加

2007年09月13日 20時08分更新

文● 編集部 小林 久

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ファーストアルバム『Destiny Line』をリリースした、歌手のリア・ディゾンさん。彼女のシークレットライブが12日、都内のレコードショップで開催された。

リア・ディゾン

リア・ディゾンさん

今回のイベントは日本ビクター(株)のデジタルオーディオプレーヤー“alneo”(アルネオ)、ミニコンポ“メモリーコンポ”シリーズを購入したユーザーの中から抽選で200組(約300人)を招待したもの。

披露されたのは、セカンドシングル『恋しよう♪』、最新シングル『L・O・V・E U』、アルバム収録の『Again and Again』、ピアノ伴奏のみにアレンジした、ファーストシングル『Softly』の4曲。

途中に挟まれたMCでリア・ディゾンさんは「近いねー。今までで一番近いです」とコメント。ファンの前で歌うのは3月のショートライブ以来ということで「すごく楽しみにしていた」という。



何で、おなかいっぱい?


Again and Againは、5月に来日したリアさんの弟と一緒にギターを弾きながら、2日ほどで一気に作ったものだという。姉弟での作曲ということで「Stupid Leah」と、弟からざっくばらんに曲の悪いところを指摘されるなどして、プロとの仕事とは違う刺激を受けたようだ。

トークショーの頭で進行役から「お腹いっぱいになるほど充実したパフォーマンスでしたね」と振られた際に、「ちょっと待って、何で、おなかいっぱい?」と首をかしげる一幕もあったが、日本語も上達。複雑な心境の説明などには英語を交えていたが、日本語の質問はほぼ完璧に理解しているようだった。

弟の写真はリアさん自身のブログにも載せているそうだ。ファンから「ブログをもっと更新してほしい」という掛け声がかかると「あぁー……」と、ちょっと困惑した顔も見せたが、「読みますかー? 私の日本語ひどいよ? ひらがなとカタカナだけ。でも、がんばります」と更新を約束した。来日直後と違って、今は通訳がいないのがブログ更新が滞っていた理由なのだという。

このほかにも「曲そのものからインスピレーションを受けたり、自分の経験や他人の経験をもとにして作詞活動している」こと、「ひらめいたときには(レストランの)ナプキンに歌詞を一気に書き留めることもある」こと、「今後は踊ったり歌ったりするのはもちろん、ライブも積極的に行ないたい」ことなどと話していた。

11月7日は初のワンマンライブが行なわれる。秋の学園祭シーズンには、東京工業大学をはじめ、京都と福岡でのライブも予定されているという。

リア・ディゾンさんは24日に21歳の誕生日を迎えるが、当日の予定は分からないとのこと。今までは袋詰めのバイトなどで、誕生日をゆっくり過ごせないことも多かったという。



緊張しているけど、パフォーマンスできることが嬉しい


ファーストアルバムは、韓国、台湾、香港、シンガポールなどアジア各国でリリースされる。

「自分のいったところのない場所で音楽がかかっているのは、すごく不思議な感覚。でも自分の音楽がたくさんの人に届くと思うと本当にうれしくて感謝しています」。ライブに関しても「緊張してますけどー、I'm very happy to perform...、ファンの前でパフォーマンスすることが一番重要だと思っているので、楽しみのほうが多いです」と、今後はファンの前に顔を出す機会を増やしていきたいという抱負を示した。

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