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2006年11月23日更新

ベンチャー企業で働く魅力とは。26歳にして執行役員にキャリアアップ転職

ベンチャーならではの仕事の楽しさとキャリアアップ

 こうして新井さんは2004年7月からドリコムで、契約社員のプログラマとして働くことになった。ブログの将来性を確信していた新井さんは勤務初日から会社に泊まりこみ、ブログを利用した社内のコミュニケーションシステム「ドリコムブログオフィス」の開発に着手した。また、製品の機能拡張を手がけるようになると、営業担当者に同行してユーザー企業の声を聞いたり、ほかの案件を手伝ったりもした。

「ドリコムでの給料は、それまでの半額以下でした。でも自分にとって適切と思われる経験を積めることの方がより大切に思えたのです。特に営業担当者に同行したときは、自分が作った製品が役立っていることに感動した一方、ものを売ることの難しさも実感しましたね。おかげで、営業の立場から製品開発を考えられるようになりました。お客さんからの難題に対して突っぱねるのではなく、どうやったら実現できるのかと考えてトライする──それができるようになったことは、エンジニアとしてすごく成長できたと思います」

 そんな新井さんに対して、2004年11月に正社員に昇格すると同時に執行役員に就任するよう辞令が下る。ひそかに入社1年以内に取締役になることを目指していたというが、その目標が半年で実現することになったのだ。エンジニアの視点、営業同行で身に付けたコミュニケーション能力を貴重な会社の戦力として買われたのだそうだ。役員に就任した新井さんは製品開発を続けながら、東京支社の設立のために人材募集や社員育成に奔走。また、売上増のために管理体制を確立するなどして、急成長するドリコムの基盤を支えた。現在は現場を離れてマネージャ育成に専念している新井さん。開発者として働けないことに寂しさを感じつつも、マネージャが自分以上の成果を挙げることが楽しくてたまらないという。そんな新井さんがこう語る。

「やりたいことをやれて、それが認められるという環境で働けたことはラッキーでした。そうした恵まれた環境が、ベンチャー企業の多いIT業界にはたくさんあります。ベンチャー企業で働くことの魅力は、望めばどんな仕事もできるチャンスがあることです。経験を積むことに積極的であり続けることが、キャリアアップに直結するのだと思います」

現在の会社へ転職する際の活動スケジュール
2004年4月転職活動開始(転職先を探す)
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5月ドリコム社長との酒席(面接)
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5月内定
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7月中旬ドリコムに入社(契約社員)
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11月株式会社ドリコム
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