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【Xbox 360 Briefing 2007 No.3】

スクエニからは2本の大作RPGがリリース!

2007年09月13日 18時00分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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マイクロソフト(株)が12日に開催した“Xbox 360 Briefing 2007”。当日の記事にて、マイクロソフトがリリースするゲームタイトル(関連記事1)と、主なサードパーティーがリリースするゲームタイトル(関連記事2)を紹介した。ここでは“大切なパートナー”として紹介された(株)スクウェア・エニックスのゲームタイトル2本について紹介する。

マイクロソフトのタイトルだった
『インフィニット アンディスカバリー』がスクエニから!


インフィニット アンディスカバリー

『インフィニット アンディスカバリー』 (C)SQUARE ENIX CO.,LTD. / Microsoft Corporation. All Rights Reserved.Developed by tri-Ace Inc.

まず、マイクロソフトとスクウェア・エニックスの共同プロジェクトとして、『インフィニット アンディスカバリー』が発表された。同タイトルは当初、(株)トライエースが開発し、マイクロソフトゲームスタジオタイトルとして昨年の“Xbox 360 Briefing”で発表されたもの。そのタイトルがトライエースによる開発はそのままに、スクウェア・エニックスから発売されることになった。

小島氏

スクウェア・エニックス プロデューサーの小島氏

小川氏

トライエース ディレクターの小川氏

本作の特徴は、すべての物事がリアルタイムに進行していくということ。フィールドやダンジョン内にて、プレーヤーが何かを発見したり、それに対してアクションをすると、リアルタイムに状況が変化していくという。例として、ダンジョン内で巨大なオーガに追いかけられ、敵味方関係なく吹っ飛ばしていく状況の中で進めていく場面などが紹介され、単純な戦闘を繰り返す従来のRPGでの枠組みにはあてはまらない、さらにインタラクティブな展開が楽しめるゲームになっている。

逐一変化する状況に合わせた行動が必要となる

また、戦闘と移動時でのエリア移動(シーン切り替え)はなく、シームレスでの展開となる。発売日と価格は未定だが、「そう遠くない時期に発売できるようにしている」ということなので期待しよう。


「映像はすべてリアルタイムでプリレンダリングはない」
日米同時発売ソフト『ラスト レムナント』


ラスト レムナント

『ラスト レムナント』 (C)SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.Unreal(R) Engine, Copyright 1998-2008, Epic Games, Inc. All rights reserved.

Xbox 360 Briefing 2007の締めを飾るタイトルとして、Xbox 360/PS3用ソフト『ラスト レムナント』の紹介が行なわれた。壇上にはエグゼグティブ・プロデューサーの河津秋敏氏が登場。ゲームボーイ初のRPG“Sa・Ga”シリーズや、スーパーファミコンの“ロマンシング・サガ”シリーズを手がけた河津氏は、「自分がマイクロソフトのカンファレンスの場で壇上に立つとは、思ってもみないことだった。20年間ゲーム業界にいますが、時代は変わっていくものだ」と挨拶した。

河津氏

エグゼグディブ・プロデューサーの河津氏

同作品は、東京ゲームショウ2007でも映像のみでの出展となり、プレイアブルなものは用意されないが、映像について「プリレンダリングによるムービー映像ではなく、すべて実機によるリアルタイムレンダリングの映像である」という。発売日と価格、対象年齢などは未定となる。

アンリアル・エンジンを採用した完全新作RPGのラスト レムナント

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