ASUSTeKからチップセットに“G31”+“ICH7”を搭載するLGA 775対応マザーボード「P5KPL」と「P5KPL-VM」の2モデルが発売された。
いきなりだが「P5KPL」は不思議なマザーボードだ。VGA統合機能が特徴ともいえるチップセット“G31”を採用しながらも、肝心のVGA機能が省かれているのである。もちろんI/O部にもD-SUB出力は用意されていない。「なら“P31”でよかったんじゃないの?」と誰もが突っ込みたくなるだろうが、ASUSTeK的に何か理由があったのだと考えたい。
スペックはシンプルなATXマザーといったところで、拡張スロットの構成がPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×3で、メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667、4GBまで)。6chサウンド(Realtek/ALC662)、ギガビットイーサネット、Serial ATA II×4、IDE×1などをオンボードで搭載している。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで1万4380円、TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店IIで1万4580円となっている。
一方の「P5KPL-VM」は前述の「P5KPL」とは違い、しっかりとVGA機能もオンボードで搭載された“G31”採用のmicroATXマザーボードだ。主な仕様は、拡張スロットの構成がPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2で、メモリはDDR2 DIMM×2(DDR2-800/667、4GBまで)。6chサウンド(Realtek/ALC662)、ギガビットイーサネット、Serial ATA II×4、IDE×1などをオンボードで搭載している。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで1万3480円、TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店IIで1万3580円だ。