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仕事が楽しい! 人生が楽しい! 奧山 睦氏が語るSEのためのキャリアデザイン 第8回

第8回 「心のクセ」は誰にでもある! 自分の弱点を知り、ストレスを上手に乗り切ろう

2007年02月06日 00時00分更新

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認知のゆがみはいきなり治らないもの
イヤなことがあった時は、まずは呼吸を整えてみる

 ストレスによって心が緊張すると、血圧が上がり心拍数が増えて血管が収縮します。その結果、血液の流れが悪くなり、筋肉が緊張します。この状態が続くと筋肉がギュッと固まり、新陳代謝が悪くなって、肩こりや頭痛の原因になることもあります。

リラックス

 また緊張状態が続くと、呼吸は浅く短くなります。深くゆっくりとした呼吸は、全身の緊張をほぐしリラックスした状態にさせ、自律神経のバランスが良くなります。  自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り立っています。交感神経は活動時に働き、副交感神経はリラックスし、体力を回復する時に働きます。ゆっくりと呼吸すると、交感神経の緊張状態が解けて、副交感神経が働き、それでリラックスできるのです。

 だから、「ちょっとストレスを感じるな」と思ったら、オフィスの椅子に腰をかけたままでも良いので、深呼吸を繰り返してみましょう。それだけでもストレスを軽減することができます。心と体のバランスを上手にとって、ぜひとも「なりたい自分になる」ための良好なスタートアップを図ってください。

奥山 睦氏

著者 奥山 睦
財団法人社会経済生産性本部認定キャリア・コンサルタント、メンタルサポーター。
日本キャリアデザイン学会正会員。
専門的なITスキルとキャリア・カウンセリングを組み合わせて、キャリア系ポータルサイトの企画制作や執筆、講演などを行なう。
キャリア・コンサルタント有志によるキャリア開発専門サイト、「ウーマンズキャリアナビ」運営。


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