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COOLPIX発表会レポート

キーワードは“写真、解放”――無線LANデジカメでニコンが目指すもの

2007年08月30日 20時19分更新

文● 編集部 小林 久

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ニコンカメラ販売(株)は、コンパクトデジタルカメラ“COOLPIX”シリーズの新モデル8機種を発表した。価格はオープンプライス。9月14日から順次出荷する。主な仕様に関しては、関連記事を参照のこと。

S51c

女性モデルが手にしているのが『COOLPIX S51c』

ラインアップの目玉は、無線LAN通信機能搭載の『COOLPIX S51c』だ。IEEE 802.11b/g規格に対応しており、自宅や外出先の無線LANアクセスポイントから、パソコンなしでオンラインストレージに画像をアップロードできる。

データをコピーするためだけに、「パソコンを起動したり、SDメモリーカードの抜き差しを行なわずに済む」といううたい文句だ。

自宅に無線LAN環境があるユーザーであれば、AC電源にカメラを接続すると同時に自動で画像をアップロードすることも可能。また、無線LAN接続がない場所で、あらかじめ送信したい画像だけを選択しておき、接続できる場所に移動してから一括して送信できる“送信予約”という機能も追加された。



“my Picturetown”を本日から開始”


COOLPIXシリーズの無線LAN搭載モデルは、2005年9月に発表された『COOLPIX P1』以来7モデルを数える。

当初は、パソコンへの直接転送を主眼に置いてきた同社だが、今年4月に発表された『COOLPIX s50c』では“COOLPIX CONNECT”というオンラインストレージサービスを展開するなど、インターネットを介した画像の共有に積極的に取り組んでいる(関連記事)。

my Picturetown

my Picturetown

このCOOLPIX CONNECTが、本日から開始された“my Picturetown”へと進化した。COOLPIXのユーザーに限らず利用できるようになった点、最大20GBのストレージ容量が利用可能になった点、タグ分類やブログ用URLの発行など細かな機能追加が行なわれた点――などが、COOLPIX CONNECTとの相違点になる。

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