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ウェブサイト作成ソフト

レビュー:BiND for WebLiFE*

2007年08月29日 23時48分更新

文● 村田有紀

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外部ソフトいらずの画像編集機能を搭載


 目に留まるウェブサイトには写真やイラストが上手に使われている。BiNDには、画像編集機能も備わっており、リサイズやトリミングといった煩わしい作業で外部ソフトを使わずに済む。画像の単純なリサイズや回転のほかに、指定の範囲内で画像をズームイン/ズームアウトしながらトリミングできるので、思った通りのデザインが可能だ。

BiND for WebLiFE*

挿入する画像の表示サイズや、回り込み、写真に付けるキャプションは、「画像パーツ設定」で行う。複数の画像を内包するフォルダーを選択すると、アイテムブラウザーが開いて内容がサムネールで表示される

BiND for WebLiFE*

使用する画像は「画像編集」ボタンをクリックすると表れる「画像エディタ」で編集する。表示サイズを指定し、その範囲でトリミング可能。背景の色の指定もできる

これらの設定は、レイアウトの変更が起きても「元に戻す」ボタンで初めの状態に戻るため、その都度外部ソフトで画像を加工し直すことがなく楽ちんだ。

 また、小さくリサイズした画像を張り込むとき「拡大表示する」に設定しておくと、画像をクリックした際に画像がポップアップで拡大表示される。

BiND for WebLiFE*

「クリック設定」タブでクリック後のアクションを決められる。「拡大表示する」を選ぶと、選択した画像が自動的に拡大表示され、もう一度クリックすると元に戻る

大きな画像がたくさんありすぎて、表示が重いといったこともなくなり、写真を多く扱うサイトに最適だ。



遊びごころ満載! ブログパーツの追加も簡単


 インターネットには、天気予報や時計、ミニBBSといったサイドバーなどに埋め込んで楽しめるブログパーツが多く配布されている。BiNDでは、すでにいくつかのブログパーツがプリセットとして登録されており、それらはメニューから選択するだけで任意の場所に埋め込める。

あらかじめ用意されたパーツならメニューから選ぶだけ(左)。試しに、サイドバーにお天気情報のブログパーツを埋め込んでみたところ(右)

 埋め込みパーツは、用意されているもの以外にも「カスタムタグ」設定パネルでタグをコピー&ペーストすることで指定のブロックに挿入できる。

BiND for WebLiFE*

外部ブログパーツを手動で埋め込むには、「カスタムタグ」パネルにソースを追加する。名前を付けて保存すれば、いつでも呼び出せて便利だ

よく使うパーツのタグを保存しておけば、必要なときに呼び出して別のページやブロックでの再利用が可能だ。ただし、外部ブログパーツで使用しているスクリプトによっては、BiNDの機能に不具合が起こったり、レイアウトが崩れてしまうこともあるので注意しよう。


(次ページに続く)

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