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アメリカの最先端ロボット技術で開発されたゴキブリ!! のようなもの!?

バンダイ、触覚センサーで逃げまくる昆虫ロボット『HEX BUG』を発売

2007年08月29日 20時21分更新

文● 編集部 永水和久

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(株)バンダイは27日、音や障害物に反応して動き回るという6足歩行の小型昆虫型ロボット『HEX BUG(ヘクスバグ)』を9月中旬に発売すると発表した。価格は1995円。

グリーン

グリーン(BUG BRAVO)

イエロー

イエロー(BUG DELTA)

オレンジ

オレンジ(BUG ALPHA)

ブルー

ブルー(BUG CHARLIE)

レッド

レッド(BUG ECHO)

HEX BUGは、米イノベーション ファースト(Innovation First)社が開発した昆虫型ロボット。スイッチを入れると直進歩行を開始し、頭部に搭載した触覚センサーで障害物を、後部に備えたマイクセンサーで周囲の音を感知し、進行方向を変更しながら常に動き回るのが特徴。

イノベーション ファーストの開発者によれば、いくつかの昆虫を動作モデルとして検討した結果、ゴキブリの動作が最も適していると判断し、HEX BUGの動きのアルゴリズムに採用したとしている。なお、アメリカでは今年5月に3万個限定で販売したところ、即日完売だったという。

カラーバリエーションとして、オレンジ/グリーン/ブルー/イエロー/レッドをラインナップ。それぞれのカラーでボディーデザインが異なり、テントウムシ、カメムシなどの一般的な昆虫の要素を抽出して、デフォルメしているという。また、各カラーモデルごとに無線通信で用いられる“フォネティックコード”(文字のつづりの説明に用いる単語)から固有の名前が付けられており、クールな印象を持たせたとしている。

日本向けに販売を行なうバンダイによれば、ボディーデザインを日本向けに調整しているとし、「インテリアとしても魅力的なものに仕上がりました。子ども向けの玩具としてだけでなく、20~30代の男性にもぜひ手に取ってもらいたい」とデザインをアピールした。

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