エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は28日、中国向けのショートメッセージサービス(SMS)“メール通”に、中国語から日本語に翻訳する機能を追加すると発表した。同サービスでは従来より日本語から中国語への翻訳機能が提供されており(関連記事)、今回の機能追加により日本と中国語双方の翻訳機能が備わったことになる。
メール通は、iモード、EZweb、Yahoo!ケータイの公式サイトである“Café China”で提供されているショートメッセージサービス。今回の機能追加により、中国語のメールを受信しても、メッセージ本文を日本語に翻訳することが可能となる。
NTTコミュニケーションズでは、2008年の北京オリンピック開催を控え、日本と中国の間の通信需要が増加すると予測。今後は、日本の携帯電話機から中国語を入力、またはその反対に中国の携帯電話機で日本語を入力できる機能の提供を検討するという。
メール通のサービス利用にかかる費用は、“Café China”の月額利用料315円で、別途料金は不要。